五木寛之が45年前に書いた、自伝的エッセイである。(角川文庫)
エッセイ集の中の「ある時代の終わり」に戦後、朝鮮半島から引き揚げてきた父親と彼が一時期、小栗峠の茶屋で暮らしていたことが書かれている。小栗峠とは国道3号の福岡県と熊本県との県境の峠である。まだ彼が松延少年の頃の話である。
今年6月に他界した私の母も、同じように幼い兄を連れて夫とともに朝鮮半島から引き揚げてきた . . . 本文を読む
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- 九州は筑後地方を中心に季節の花をめぐり、街の表情を撮るなど、気ままな生活をしています。ときには読書日記やよしなし事も。団塊世代のしっぽでもあります。
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