今年は梅の開花が早いようです。宮ノ陣町にある宮ノ陣神社の梅を見に行きました。宮ノ陣という地名は南北朝時代の筑後川の戦いで、征西将軍懐良親王が陣を布いたことに由来しています。近辺には五万騎塚や大刀洗町という、当時の戦いにちなんだ地名が残っています。
石囲いの中には懐良親王がお手植えしたと伝わる将軍梅があり、市の天然記念物になっています。現在の将軍梅は老木から若木へと命をつないできた後継で、 . . . 本文を読む
久留米市美術館でコレクション展が開催されています。石橋美術館が撤退し、市の美術館としてスタートしてから2年余り。所蔵作品はまだ59点と少なく、今回の特別展も半数はブリヂストン美術館からの寄託作品です。
今回は九州ゆかりの画家たちの展示でした。今後も久留米を中心に、九州を主としたローカルな美術館として運営していくようです。ポストカードから何点か紹介します。
. . . 本文を読む
今年の梅は開花が早いようです。梅林寺の様子を見に行きました。
庫裏の大玄関前です。右手は金剛窟という扁額がかかった禅堂です。梅林寺は宗派の中でも厳しい禅道場として知られています。私の菩提寺の住職はここで4年間修業したそうです。
太鼓橋の前にある白梅。この梅は境内の中でも毎年早く咲きます。
外苑には5百本の梅がありますが、まだ一分咲きでした。蕾だけの木が多いです。ロウバイは満開 . . . 本文を読む
数日前は朝から青空が広がりました。思い立って鹿島方面までドライブしました。最近はこちらに来ることが多いです。
太良町の道の駅「たらふく館」です。有明海に面しているので、農産物のほか牡蠣や蟹など海の幸が販売されています。
建物の外に張り出した大きな庇の下も販売所になっています。いつも活気があります。
棚じぶです。「じぶ」とは四手網のことで、満潮を利用して魚を獲る昔な . . . 本文を読む
昨年秋の地元紙に、日本福音ルーテル久留米教会が築100年を迎えるとの記事が載っていました。設計したのはアメリカ出身の建築家ウイリアム・メレル・ヴォーリズで、この教会は九州に残るヴォーリズ建築の最古のものだそうです。教会は市の中心部に建っていて、マンションやビル群の中にある小さな建物です。
外から写真を撮っていると声をかけられました。私が断りを言うと、持ってこられた書類挟みのクリア . . . 本文を読む
今年は暖かい正月でした。三が日も過ぎた或る日、耳納北麓にある久留米つばき園を散策しました。
この時期の園内はサザンカが盛りです。ツバキも開花している花が増えてきました。品種名などは説明板からの引用です。園芸のインターネットサイトには、カンツバキはツバキとサザンカの交雑種と書いてありました。
「勘次郎」 立寒椿
「銀竜」 ハルサザンカ
つばき園は . . . 本文を読む
昨年のことになります。11月の下旬に久留米つばき園に行きました。つばきの最盛期は春ですが、品種によって秋から少しずつ咲きはじめます。
開花していたつばきを紹介します。種類などは説明版からの引用です。一般に花の名前の表記には漢字、ひらがな、カタカナとありますが、専門的にはどのような使い分けをしているのでしょうか。
「アッサムチャ」 分布:中国 小振りの花です。
「窄 . . . 本文を読む
14日は久留米市長門石にある七木地蔵の新年大祭でした。この日は朝7時から参拝者にぜんざいが振る舞われます。なくなり次第終了です。ぜんざいが振る舞われる休憩所には大勢の人が詰めかけ、立ったまま食べている人もいます。
昨年は昼過ぎに行ったらもう終わっていました。今年は是非にと昼前から列に並びました。私は甘党ではないのですが、久し振りに食べるぜんざいは美味しかったです。付け合わせに出された沢庵 . . . 本文を読む
少し前の新聞に、太宰府天満宮の飛梅が二輪ほど花咲いたという記事が出ていました。初詣の混雑も落ち着いただろうと土曜日に出かけました。
久し振りに西鉄太宰府駅に降り立ったら、ホームが改装されていました。擬宝珠と朱色で神社仕様になっています。
こうした門前商店街が駅から2百メートルほど続きます。こちらではまだ松の内ということか、駅前や天満宮境内には露店が並んでいました。
. . . 本文を読む
佐賀駅から少し歩くと広場に像が立ち並んでいます。よく見るとどこかで見たような顔があります。
左の人物は大隈重信です。右にいるのは副島種臣。大隈公はよく写真で見かけますが、副島種臣はあまり知られていません。明治初期に外務大臣や内務大臣を歴任しました。
左は江藤新平。司法卿などとして政権中枢で活躍。右は明治政府の初代文部大臣となった大木喬任。この場面は藩校弘道館で議論して . . . 本文を読む