柳川の雛祭りである、さげもんまつりに行きました。柳川は1年ぶりです。白秋生家の近くにある市営の駐車場に車を置いて歩きます。この辺りは漁師町で恵比須信仰が強く、町のあちこちに恵比須様が祀られています。どの恵比須様も住宅街の小さな空間に鎮座しています。
沖端近くの鬼童町にある旧戸島邸です。柳河藩武士の隠宅として建てられました。庭園は国の名勝に指定されています。
座敷に飾られた雛飾りとさげもん。
沖端の船着き場です。昨年からのコロナで川下りは大きな打撃を受けました。いまは春の観光シーズンなのですが、閑散としています。
掘割をぶらぶらと歩きます。川下り船が来ました。
別の舟が通り過ぎます。対岸は「御花」のレストラン「対月館」
また舟が来ました。昨年の春に来たときは、ほとんど川を下る船の姿を見ませんでした。少しは観光客が戻ってきているようです。
沖端界隈や掘割を散策するために、年に数度は柳川に来ていました。柳川は水郷のまち。北原白秋の繊細な詩情を育みました。私が大学生のころまではまだ水が綺麗で、親戚の家を訪れたとき、甥っ子が上流の掘割で友達と泳いでいたことがあります。
先ほどのどんこ舟です。川下りは歩く速さなので、早足で行けば追いつきます。
旧柳川藩主立花邸の「御花」です。いまは料亭旅館として経営されています。西洋館は明治の終わりに立花家の迎賓館として建てられました。
中は見学できますが、レストランは休業中で見学コースも変わっていました。雛飾りも小規模になりました。まつり期間中、市内の各所で雛飾りやさげもんが展示されています。柳川では箱雛やおきあげは見掛けません。
国の名勝「松濤園」です。掘割から水を取り入れています。
大広間の廊下から見た西洋館。
久し振りに団体客の舟を見ました。屋外の川下り船はコロナ感染のリスクは小さいと思うのですが。船会社もいろいろ対策をとっています。
沖端に戻ってきました。堀端の神社は沖端水天宮。人も少なく静かなさげもんめぐりでした。
毎度のこと、その風情といい、九州よりさんの切り取りといい、いいですね。
一度は訪ねてみたかった柳川でしたが どうも実現しそうも無く 九州よりさんのレポートで楽しませていただいています。
何回見てもすきです!
松濤園・・・・前回立ち寄りませんでした
そして船も動いていませんでした
せいろ蒸のお結びが美味しかったです
何度見ても飽きません
感謝です。大牟田の海岸の道路が通行できるように
なりこちらからは、みやまでおりて湾岸道路から
入っていきます。
昨年は少し遠くへ行くのも憚られるようでしたので、
柳川は久し振りでした。
いつも同じようなところを歩いていますが、
掘割の風景は気持ちが落ち着くのです。
少しは客が戻ってきているようです。
でも御花や沖端の辺りは人が少ないですね。
有明海沿岸道路は大川まで開通しました。
佐賀県側はまだ工事中です。
完成すると大川から鹿島まで一気に行くことが出来ます。