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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの戯言(たわごと) その11

2020-09-06 09:20:01 | ビジネス・教育学習
◇スーパー台風とまで言わないようですが、それに匹敵する強大な台風20号がきています。
◇気象庁の資料では、日本近海の海水温が、今までになく高く、その影響も大きいようです。
◇海水温が高くなっている傾向は、地球温暖化のせいであることは、以前より言われています。
◇地球温暖化と言いながら、思うほど気温が高くならないのは、海洋への熱の蓄積のせいとのこと。
◇ここにきて、その影響(熱の貯金?)が、強大な台風を生むことに繋がっているようです。
◇そこで今日の「エコ検定」基礎知識では、海のメカニズムに目を向けてみたいと思います。

◇エコ検定公式テキストに、「海洋の働き」という項目があります。
◇海洋の働きについて、次のように記載されています。
 ・地球上に不可欠な淡水の供給源となる。
 ・海洋生物の生存・成長の環境を与え、海洋資源を育成する。
 ・海流などの循環によって、物質を移動させ、気候を安定させる。
 ・CO2を吸収・蓄積する。

◇その海洋には、2つの大きな海流の循環がある(エコ検定公式テキストより)。
 ・海面表層部の循環:親潮、黒潮、北大西洋海流などの大気境界層との摩擦により動く海流の循環。
 ・深層循環(熱塩循環):海水密度の違いにより地球の大洋駆け巡るベルトコンベアのような海流の循環。
◇その他の海洋の変化(地球環境の課題事項)として
 ・海洋の酸性化
 ・海氷の減少
 ・海洋の富栄養化を促進する窒素循環
 ・エルニーニョ現象:海面水温が平年比較で高くなる
 ・ラニーニャ現象:海面水温が平年比較で低くなる

◇地球温暖化(GHGの増加)が、こんな地球の自然現象に影響を与えています。
◇このまま何もしなければ、環境省が予測する未来天気予報のような地球の気候になってしまいます。
◇もう、日本は熱帯地方になってしまい、スーパー台風の襲来におびえる生活になってしまいます。
◇2100年未来天気予報(下記アドレス:昨年の環境省公表資料)は、絵空事ではなくなるかもしれません。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/2100weather/
◇「そんな戯言(たわごと)を聞いている暇はない。」と言わずに、耳を傾けていただきたいと思います。

2020年9月6日 by エコ検定普及勝手連「エコピープルおじさん」
コメント
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