◇今日、9月21日は敬老の日。
◇とっくに高齢者になっている私も、自分で自分に、よくここまで平穏に暮らせたことに感謝です。
◇平穏に暮らせることができた要素の一つには、生活を支えている豊富なエネルギーがあります。
◇そこで、地球環境問題でもあり、エコ検定の項目でもある、「エネルギー」の話を整理していきます。
◇経産省エネルギー庁の「日本のエネルギー2019」を参照すると、日本のエネルギー自給率は、9.6%です。
◇少ないからこそ、大切に使うことを意識して、エコ検定テキストの内容を整理していきます。
◇政府のエネルギー政策の基本方針は、「3E+S」です。
・Energy Security:安定供給の確保
・Economic Efficiency:経済効率性の向上
・Environment:環境適合性
・Safety:安全性
◇2018年7月に「第5次エネルギー基本計画」が閣議決定されました。
◇パリ協定採択後の世界情勢を受け、「脱炭素化に向けた技術開発競争の始まり」を掲げています。
・再生可能エネルギーの電源構成比率、2030年に22%~24%達成の取り組みを行う。
・原子力エネルギーは、電源構成比率、2030年に20%~22%の実現を目指す。
・化石燃料は、できる限り、低炭素化の取り組みを行う。
・電力システム改革による、二次エネルギー構造の検討⇒電力系統安全化対策の必要性に言及。
◇ここで、エネルギーの定義の復習
・一次エネルギー:石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、地熱、バイオマス、太陽光、熱、風力etc.
・二次エネルギー:電気、ガソリン、都市ガス、石油製品、熱供給etc.
◇注目の再生可能エネルギーとは
・太陽光、風力、水力、波力、潮力、流水、潮汐、地熱、地中熱、バイオマスetc.
・長所:枯渇しない、自給できる、CO2を増加させない、分散型エネルギーに適するetc.
・短所:コストが高い、技術開発中のものが多い、出力が安定しない、広い発電所面積が必要etc.
◇個人的に注目したいエネルギー
①:バイオマス・エネルギー
・カーボンニュートラルの考え方から、CO2を排出しない。
・木質材料を軸とした、循環型社会構築への期待。
・すでに活用中なのが、バイオエタノールなどのバイオ燃料ですが・・・。
②:地熱発電
・地産地消エネルギーとしての期待。
・火山国日本に適したエネルギーとしての期待。
・ただし、立地地区が国立公園や温泉地であることに、大きな課題があるが・・・。
③:メタン・ハイドレード(通称:燃える氷)
・日本近海の埋蔵量の多さが注目され、水素社会構築の切り札への期待。
・掘削技術は、世界一と言われており、日本が初めて、資源国になるかも?
・ただし、実現化には、まだまだ課題が多くて、大き過ぎるようですが・・・。
◇「そんな戯言(たわごと)を聞いている暇はない。」と言わずに、耳を傾けていただきたいと思います。
2020年21日 by エコ検定普及勝手連「エコピープルおじさん」
◇とっくに高齢者になっている私も、自分で自分に、よくここまで平穏に暮らせたことに感謝です。
◇平穏に暮らせることができた要素の一つには、生活を支えている豊富なエネルギーがあります。
◇そこで、地球環境問題でもあり、エコ検定の項目でもある、「エネルギー」の話を整理していきます。
◇経産省エネルギー庁の「日本のエネルギー2019」を参照すると、日本のエネルギー自給率は、9.6%です。
◇少ないからこそ、大切に使うことを意識して、エコ検定テキストの内容を整理していきます。
◇政府のエネルギー政策の基本方針は、「3E+S」です。
・Energy Security:安定供給の確保
・Economic Efficiency:経済効率性の向上
・Environment:環境適合性
・Safety:安全性
◇2018年7月に「第5次エネルギー基本計画」が閣議決定されました。
◇パリ協定採択後の世界情勢を受け、「脱炭素化に向けた技術開発競争の始まり」を掲げています。
・再生可能エネルギーの電源構成比率、2030年に22%~24%達成の取り組みを行う。
・原子力エネルギーは、電源構成比率、2030年に20%~22%の実現を目指す。
・化石燃料は、できる限り、低炭素化の取り組みを行う。
・電力システム改革による、二次エネルギー構造の検討⇒電力系統安全化対策の必要性に言及。
◇ここで、エネルギーの定義の復習
・一次エネルギー:石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、地熱、バイオマス、太陽光、熱、風力etc.
・二次エネルギー:電気、ガソリン、都市ガス、石油製品、熱供給etc.
◇注目の再生可能エネルギーとは
・太陽光、風力、水力、波力、潮力、流水、潮汐、地熱、地中熱、バイオマスetc.
・長所:枯渇しない、自給できる、CO2を増加させない、分散型エネルギーに適するetc.
・短所:コストが高い、技術開発中のものが多い、出力が安定しない、広い発電所面積が必要etc.
◇個人的に注目したいエネルギー
①:バイオマス・エネルギー
・カーボンニュートラルの考え方から、CO2を排出しない。
・木質材料を軸とした、循環型社会構築への期待。
・すでに活用中なのが、バイオエタノールなどのバイオ燃料ですが・・・。
②:地熱発電
・地産地消エネルギーとしての期待。
・火山国日本に適したエネルギーとしての期待。
・ただし、立地地区が国立公園や温泉地であることに、大きな課題があるが・・・。
③:メタン・ハイドレード(通称:燃える氷)
・日本近海の埋蔵量の多さが注目され、水素社会構築の切り札への期待。
・掘削技術は、世界一と言われており、日本が初めて、資源国になるかも?
・ただし、実現化には、まだまだ課題が多くて、大き過ぎるようですが・・・。
◇「そんな戯言(たわごと)を聞いている暇はない。」と言わずに、耳を傾けていただきたいと思います。
2020年21日 by エコ検定普及勝手連「エコピープルおじさん」