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エコピープルおじさんの戯言(たわごと) その13

2020-09-14 19:33:18 | ビジネス・教育学習
◇気候変動による、突然の豪雨・土砂崩れ被害などで、九州地方を中心に、今年は悩まされています。
◇日本は、国土の面積の約66%を森林が占める、先進国の中でも珍しい森林国です。
◇また森林は、我々の生活になくてはならない、自然の恵みを供給してくれるところでもあります。
◇林野庁がホームページで、まんがとイラストで、分かり易く「森の働き」を解説しています。
◇そんな森林のことを、今一度見直し、自然界に融合する「新しい生活様式」を考えてみたいものです。
◇そこで、エコ検定のテキストでは、何を示唆しているのかも整理していきたいと思います。
◇また「まんがとイラスト」については、林野庁のホームページから参考情報としてご参照ください。
◇ダウンロードできるようになっています。
◇下記、林野庁ホームページから「まんがで知ろう森林(もり)の働き森林づくり」をアクセスください。
https://www.rinya.maff.go.jp/

「エコ検定公式テキスト」から次のように整理してみました。
◇森林と土壌の恵み
 ・森林と土壌は、生態系を形成する母体。
 ・炭酸同化作用や呼吸作用により、CO2や酸素濃度を安定させる。
 ・有機物を分解し、無機物に還元することで、自然界の循環を支えている。
◇「緑のダム」としての森林の役割
 ・洪水の調整、土砂崩れの防止、雨水の浄化、CO2の吸収と酸素の供給。
 ・野生動物に住処を提供する。
 ・人間に必要な木材の供給。
◇森林の8つの機能
 ・地球環境保全
 ・土砂災害防止、土壌保全
 ・水源涵養
 ・快適環境形成
 ・保健、リクレーション
 ・文化
 ・物質生産
 ・生物多様性保全
◇日本の森林
 ・亜熱帯気候の琉球列島:マングローブ、木性シダなどの多雨林(常緑広葉樹林)
 ・温帯の九州から西日本:照葉樹林(常緑広葉樹林)
 ・温帯の東日本から北海道南部:夏緑樹林(落葉広葉樹林)
 ・亜寒帯気候の大部分の北海道:針葉樹林(常緑針葉樹林)
◇多様な森林保全のための「美しい森林づくり推進国民運動」などが行われている。
 ・京都議定書森林吸収目標の達成
 ・生物多様性保全等の国民ニーズに応じた森林形成を目指す
 ・民間主導の国民運動
◇熱帯林の重要性
 ・熱帯林の中でも特に重要なのが「熱帯多雨林」
 ・年平均気温25℃以上、年雨量2,000㎜以上の気候が平均的に成立する。
 ・大量の炭素蓄積や、酸素の供給をし、「地球の肺」とも言われている。
 ・生物資源、遺伝子資源の宝庫とも言われている。
 ・熱帯林は、熱帯多雨林のほか、熱帯モンスーン林、熱帯サバンナ林、マングローブ林がある。

◇「そんな戯言(たわごと)を聞いている暇はない。」と言わずに、耳を傾けていただきたいと思います。

2020年9月14日 by エコ検定普及勝手連「エコピープルおじさん」
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