ちびまる・・・メス猫。通称はチビ。
昨夜天寿をまっとうした。17歳だった。
千葉に住んでいた頃、
高三の三男、星矢が生まれた翌年の6月、
次男の拓矢が幼稚園からの帰り道に拾ってきた猫だ。
夕方まではマンションの駐車場で、
兄弟たちとニャーニャー泣いていたらしい。
次男が拾ってきたときは泣く元気も無くうずくまっていたらしい。
来たばかりのチビ。
ぐったりして泣きもしないチビに
「これは今夜中に死ぬかも」と思ってた。
牛乳を温め少し口に入れてやり少しずつ元気を取り戻した。
先住のサスケとも仲が良くて、
いつも押し入れで丸まって寝ていた。
ほんの最近まで元気だったのに、
9月に体調を崩してガリガリに痩せてしまった。
ボケたのか食欲だけは旺盛で食べては吐き、食べては吐き・・・
先週は自力で庭まで出てたが最後は歩くのも大変で、
リビングに置いたダンボール箱に入ろうとして力尽きた。
一晩、線香を炊いて弔ったあと、
家の裏のサスケの墓の横に穴を掘り、
家族全員で土を掛けて埋めてやった。
今頃、昔のように二匹で寄り添っているのか。
長生きして家族に愛され幸せだったと言えるだろう。
子供たちが愛したチビ。気位が高かったチビ。
子供たちと一緒に成長してきたチビ。
17年間、本当にありがとう。