稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

剣道六段審査(午後の部)を見に行く(2019年4月29日)

2019年04月30日 | 剣道・剣術


午後の部に、長正館から2名、なんば養正会から2名、
その他、知り合いが何名か六段を受審するので、
朝から、さっさと仕事を片付けて京都の西京極までバイクで行った。
片道45キロ。一般道で行ったので1時間15分ぐらい。



見ようとしていた5名のうち1名は把握出来なかった。
もう1名は初っ端の立合いで見れなかった。
いずれも探し出して声を掛けるような事はしない。
ペースを乱したくは無いから。

5名中、1名が合格。
見ていた3名の気の付いた事を記す。

---長正館K芦さん(不合格)---
竹刀の握りが悪い。特に右手は横から握っている。
何となく間合いに入っていく感じがする。
打とうとすると前かがみになってしまう。
初太刀は攻めが無いまま小手を打ちに行って空振りしてしまった。
面を打つときは、振り上げる直前に力が入り、剣先を小さく2回震わすクセが出た。
あとは、相手が動いてから打つ「後出し出小手」ばかり打ってしまった。
打ちに勢いが無い。よって、打ったあとの勢い、余韻が無い。
習ってきた「右足スイッチ」はまったく出なかった。


(右側がK芦さん)

---養正会K藤さん(不合格)---
少しずつ前に出て相手が打ってきたら合わせて打つ剣風。初太刀は小手。
小手は一応当たるのだが強度と冴えが無く、おまけに残心が無い。
全体に、緊張感の無いまま、交刃の間に入ることが多かった。
打ちの勢い、打ったあとの勢いが無い。
打ったあと、何となく相手と接近しバンザイし、
接近した緊張感の無いまま、何となくお互い間合いを取ってしまう。
バンザイするのは面を防ぐ意味もあるのだろうが見苦しい。


(左側がK藤さん)

---長正館K藤さん(合格)---
姿勢が良い。構えが良い。着装(袴)は少し変かも。
相手を動かすというより本人が動じない剣風で、
結果的に相手を動かしているように見える。初太刀は面。
外すところもあったが良い打ちも何本かあった。
勢いがある。残心まできっちり取れている。


(右側がK藤さん)


(審査の直前)


(合格発表)


【感想】

合格する人の特徴は、
1、待っている時から堂々としている。
2、構えが良い。
3、遠間、触刃で発声している。
4、捨て身で打ち切っている。(当たる当たらないは別)
5、残心が出来ている。
6、初太刀は面が圧倒的に多い。

他の立合いも見ていたが、見ていて残念な立合いは、
1、すぐに間合いが近くなる。
2、左拳を動かして意味も無く剣先を上下に振る。
3、相手と剣先を合わせない。
4、初太刀から小手(いきなりの小手、待っての出小手)が多い。
5、相手が動くのを待っている。待っての出小手が特に多い。
 (待っての出小手は当たっても見栄えがしない)
6、面は防ぎながら打ってしまう。
7、何となく相手と接近してそのまま時間が過ぎてしまう。
8、残心が下手。(当たっていなくても図々しくあれ!)
9、打って振り返って、構えを解いてしまう。(竹刀を開いてしまう)

普段の稽古で直すしかない。
1つのクセを直すのは容易では無い。
よほどの覚悟と意思の継続が必要なのだ。

不合格は運が悪いのではない。「直すところを考えなさい」ということだ。
そして、悪いところを認める素直さと、不断の努力だけが合格への道なのである。
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大阪剣道同好会の稽古(2019年4月28日)

2019年04月29日 | 剣道・剣術
伊丹の修武館。参加者は50名を超える。
14時半から会員の竹田先生(整体タケダ)による剣道のストレッチ講習。
稽古は15時半からだったが10分ほど早く始まった。稽古は1時間ちょい。

師匠も来ておられたので、学んだ通りにやってみる。
あとは師匠の「入り方」と「右足スイッチ」を見取り稽古。

終了後は近くの居酒屋で懇親会。
先日の台湾遠征稽古の話、あれこれ雑談。

学ぶことの多かった稽古会だった。












【感想・反省点】

平均年齢が70歳を超える大阪剣道同好会では私はまだ若造である。
海千山千のベテラン七段相手に私の剣風が通用するのか・・が課題。
出来るだけ崩さずに稽古をしようと心がけた。

右足スイッチはいつもより大げさに入れてみた。
防ぐ相手には真横から右小手を打つこともやってみた。
下がる相手には二段打ち三段打ち。やや強度が足りない。
敵わない先生もいたが、打っても打たれても気持ちが良い。
打ったあとに手を放す悪い癖も気をつけた。

最後に「高段者は“入り”を意識して」というお話を聞いた。
いつ入るのか、どう入るのか、入ったあとはどうするのか。

稽古時間は短かかったが今日の稽古は実りが多かった。
今後の稽古でしっかり活かしていきたいと思う。
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小野派一刀流の稽古(長正館 2019年4月27日)

2019年04月28日 | 剣道・剣術
小野派一刀流長正館の定例稽古。
大阪市東住吉区中野中学校の格技場、17時~19時。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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5月2日の剣道大会(武徳殿)での演武のための稽古になるなあ・・・
と思っていたが、4組出場のそれぞれの相方が欠席のため通常の稽古となった。

時間前に、先日の石清水八幡宮の演武の復習をM本好さんと行う。
同じ間違いあり! その他、気になった点を指摘して注意しておく。

相方が稽古に来ないことを館長から責められたが、
子供じゃあるまいし「用事がある」と言われりゃ仕方が無いではないか。
私だって仕事で来れないこともある。

大体、演武稽古って何だ?
普段稽古している通りにするだけで、それ以上のものでは無いはず。
失敗するもうまくいくも、それが全てであり、そのまま受け入れれば良いだけだ。

昇段審査でも演武でも、事前に特別な稽古をするのはおかしいと思う。
普段の稽古の中で、常に昇段審査や演武を意識していりゃ良いだけだ。


(打方2名で順番に回る)


(初心者は覚えている形を繰り返し行う)


(後半は円陣になって「構え」から始まる)


【感想・反省点】

K芦さんの木刀の握りが良くなっている。
いわゆる「切り手」になっているのだ。
水曜日、木曜日と注意したので意識しているらしい。
館長も気がついて「良くなった」と珍しく褒めていた。

形稽古は、形をなぞるのではなく、細かいところまで指導した。
形の本数だけいくら覚えても仕方が無いのだ。
一つ一つの形の中で求めるべきものは多くあるし奥も深い。
そこに気が付けば、あらゆる事が上達していくはずである。
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詐欺メール、件名「お客様のApple ID情報は不足か、正しくないです。」

2019年04月27日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理
件名「お客様のAmazon ID情報は不足か、正しくないです。」とほぼ同じ。
最近また頻繁に来るようになった。

テキスト表示だと、
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Appleをご利用いただきありがとうございます。お客様のApple ID情報の一部分は不足、あるいは正しくないです、お客様のアカウント情報を保護するために、検証する必要があります。
ご注意:24時間以内にお客様からのお返事がない場合にはアカウントはロックされます。
アカウント検証
なぜこのメールを受け取ったのだろうか?
この電子メールは、定期的なセキュリティチェック中に自動的に送信されました。当社はお客様のアカウント情報に完全に満足しておらず、引き続きサービスを継続的にこ利用いただくためにアカウントを更新する必要があります。
今後ともよろしくお願い致します。
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IoH
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html表示だと、



ともかく何でも「怪しい」と思うこと。
少しでも怪しいと思ったら絶対にクリックしないこと。
リンク先にクレジット情報や個人情報を書き込まないこと。

くれぐれもご用心ください。
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審査直前の稽古(木曜会定例稽古、2019年4月25日)

2019年04月26日 | 剣道・剣術
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時15分まで。今年13回目。
参加者25名ほど。

私は別枠で初心者O野君の指導。
別枠で、全体の流れに一応沿いつつ基本打ちを繰り返す。
指導の合い間に師匠のお話を聞く。

---始礼でのお話---
審査は、やってきた以上の事は出てこない。
集中して思い出して出し切るように。
前日は炭水化物を摂る。
当日は立合いの5時間前に食事を済ませ、立合う1時間前に
ユンケル黄帝液かゼナで、たくわえたグリコーゲンを燃焼させる。
会場で知り合いに会っても相手にしてはならない。
当日に「形教えたろか?」などと言ってくるのは貧乏神。

---(本日の稽古内容)---
稽古は、面を着けずに素振りから。
面を着けて切り返し、正面打ち各種。

元立ちは、懸かり手が準備が出来たら、面、面、小手、面を打つ。
懸かり手は自分から一歩入って、元立ちを誘い出し、出頭面、出小手、相小手面、返し胴。
打ち切ること。残心を取ること。

1分半の回り稽古。
七段受審者と六段受審者は別枠で回る。
六段受審者のみ1分間。

---稽古中でのお話---
素振りひとつでも大切である。
間違った素振りは意味が無い。
先が走るように。ヒカガミが伸びるように。足は大きく。

基本的な稽古でも審査の気持ちで行うこと。
スイッチを入れるまでが剣道。そこから先は捨て身。
打つ時に勝負をするのではなく打つ前に勝負をしておく。

審査は、届かなくても当たらなくても、しっかりと打ち、残心を示す。
小手は鍔から肩まで、面は面布団から面布団まで、胴は脇から垂れまで。
試合ばかりしてきた人は、当たらなかった瞬間に残心を止めてしまうことがあるが、
審査では、当たらなくても、打ち切って残心までしっかりと示すことが大事である。
審査では打ってから詰まってしまうことが多いので引き残心を意識して行うこと。
中途半端な打ちから残心は生まれない。打ちは決め切ること。

返し胴は思い切って相手の懐まで入ること。
相手が動かない場合はそのまま面を打つ。

最初の10秒で相手を観察することが大切。
しかし気後れして、相手に入られては何にもならない。

---終礼でのお話---
体調管理には気をつける。
会場に1000人居たら、その中で一番大きな声を出す。
遠間、触刃の間で、十分相手を観察し、そこから能動的に自分から攻め入る。
そこで気後れしないためにも発声はとても大事である。


(3人1組で基本打ち)


(スイッチを入れるまでが剣道)


(一歩入って、出頭面、出小手、相小手面、返し胴)


【感想・反省点】

最後の回り稽古だけ参加したが、
木曜会の基本から外れた打ちも数回出てしまった。
お互いが先の気位を持とうとしている場合は、
どうしてもガチャンコになってしまうことがある。
合気の上から乗るのか、そこを捉えて返すのか・・・
いやはや、木曜会の稽古は面白い。
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長正館定例剣道稽古(2019年4月24日)

2019年04月25日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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時間前にS口初段と久々に形稽古。

参加人数9名。うち、七段3名、六段1名、五段2名。
H尾三段は手の故障で見学だった。
雨模様で妙に蒸し暑く息の上がる稽古だった。


(F七段の号令で準備運動と素振り)


(同じく、基本稽古)


(Tちゃんは井上館長に稽古をつけてもらう)


(F六段とS口二段)


(I口初段とH井七段)


(F六段とH井七段)

この写真のように、F六段は、いったん手元を引き寄せて面に飛び込むことが多い。


(同じく、F六段とH井七段)

このように、H井七段は、のけぞって打ちをかわすことが多い。


(I口初段とK部五段)


(K芦五段とF六段)


(小手打ちの拡大写真)

よく見るとわかるが、右手で竹刀を真横から握っている。


(F六段とS口二段)


(手の内の拡大写真)

もうちょっとだけ、手首を内に入れて竹刀を握ると良いと思う。

---余談---
昔、若い頃、「竹刀は横から握って打つ時に絞るんだ」と指導された事があったが、
それは大間違いで、最初から手首を内に入れて握ると良い。
つまり手首が「くの字」になる。左右ともに「くの字」で上から握って構えるのが正解。


(I口初段とK部五段)


(F六段とK芦五段)


(竹刀の握りの拡大写真)

一見、正しく握っているように見えるが、弦が横を向いている。
最初から右手は横から握っているわけで、肩を使わず、
右肘の屈伸で竹刀を持ち上げ、振り下ろしてしまう悪いクセが直らない。


(稽古終了、面取れ~~~)


【感想・反省点】

絶好の打つべき機会に打っていった竹刀が当たらないのは、
竹刀の握り方を間違えていることが一番の原因だと思う。

竹刀を横から握ってしまうと、
どうしても右肘で持ち上げるような振りかぶりになる。

竹刀の握りは奥が深いと思う。
私の握りは佐藤誠先生(教士八段)に指摘していただき修正した。
六段を取ったばかりの頃だたが、それからかなり意識して竹刀を握っている。
それでも時々握りが甘くなるのがわかる。
いったん身についた悪いクセはなかなか直せない。
少し夢中になると元に戻ろうとするのである。

竹刀の握り方が悪ければどうしようも無い。
構えだ姿勢だ、打ちがどうのこうのと言っても、それ以前の根本の問題なのだ。
いったいどのように指導すれば良いのだろうと悩んでしまう。

終礼で「左肘は胴に付けておくと良い」とも言ったが、
それも、横から握ったままでは意味を成さない。

せめて提案した小判型の竹刀を使ってくれたら良いのだが・・・
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No.53(昭和62年3月25日)

2019年04月24日 | 長井長正範士の遺文


○柳生宗矩兵法家伝書に、

一、おびき出す身とある。
これは身、足、手にて敵の先をおびき出して、敵に先をさせ勝つなり。
われから、さまざまな色を仕かけると、敵の色が表われる。
その色に従って勝つ也と教えてある。一刀流もそう言える。

一、心が一つの事に留まるのは病いである。
病いが心の中にある故、これを離れて心を整えるのである。

○昔の武士訓に心についてこう言っている。

一、心は一身に流行して暫くも止まらざるを要とす、
滞るところを名ずけて、死物という。俗にいう居つくというはこれなり。

一、心は身に従い、身に武具を従わしむべし、武具に身を従わしむること勿れ。

一、先をとるというは、技をもっていうに非ず、
かかるに非ず、待つにも非ず、気位をさして言えり。

一、技をつくして、技を捨つべし、技を放れざれば、芸を得たる人に非ず。

一、勝負は竹を割る如し。元の一節を割れば末まで割れる也。
軍書に破竹の勢いと記せり、然し一節だけ割ったまま止めれば、末まで割れない。
これを留まるといってきらった。瞬目のたるみもあるべからず。

一、柔よく剛を制するの理を辨(わきま)えるべし。
しいて強がらんと思えば、かえって弱きことあり、われ強ければ、彼も亦強し。

一、大極動いて陰陽生じ、陰陽合して万物を生ず、
もろもろの事にこの理なき事あたわず、武術にたとえて言えば、
太刀をひっさげたる所一大極なり。敵とむかいたてる所陰陽なり。
打ち合せたる所、陰陽合したるなり。万物の化生はたがいの心にあるなり。

一、はじめという名あれば、終りという名あり。
はじまるというものを、おこると名ずけてきらうなり。
始終一貫して不変不易なるべし。

一、勝負一にありて二にあらず。
一たびあやまりあれば、再びあらたむることあたわず。
勝負は瞬目の間にあり、手を打って音生ずるに似たり。
若し、それ武具を合せて後、千変万化のはたらきにありといわば、
世にいう人形兵法にて用に足らざるなり。
千変万化は発せざる前の心をさしていう。

一、勝負は石をもって水を打つが如くすべし。
石をもって石を打つが如くすべからず。
石をもって水を打つとは、気の位をもって敵を発して対応するをいう。
かく場をあわせて後勝つことをもとむるは愚にあらさればまどえり。

(以下省略させていただきます)以上、竹刀剣道の理合の資とされ度い。
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選挙が終わってあれこれ思う。(2019年4月22日)

2019年04月23日 | 政治や歴史など
まともな野党が無いので自民党がずっと一人歩きしてきた。
野党しっかりしろ!と思いつつ、悶々としてきたが、
今回の大阪W選挙や地方選挙(前半、後半)の結果を見て政治が面白くなってきた。

大阪W選挙においては、当初は「大阪維新の会」が負けるだろうとの声も多かった。

フタを開けてみると「大阪維新の会 vs その他」の構図となって、
旧民主党や、公明党、共産党までが自民党候補の柳本顕氏を応援し始めた。



この写真や構図を見た時は合成かと思ったが本物だとわかってズッコケタ。



反維新であれば何でもあり・・みたいな胡散臭さである。
同じように思った人は多かったようで維新に投票した友人も多かったように思う。

結局は維新が圧勝した。

日本維新の会は大阪維新の会が母体となった政党である。
維新の政策は明確である。消費税にも反対している。
どちらかというと単純で子供っぽいが、わかりやすさと力強さがある。
横山ノックのあとの太田房江のような愚策政治はもうコリゴリである。

政策や公約は単純で明確なほうが良い。
自民党に政治を任せても良いのだが、そこには良質な反対勢力が必要である。
今の野党(民主系、共産、社会系)は言いがかりや反対ばかりである。
対案を出せないようなイチャモン党に票を入れたいとは思わない。

今回、気になった党が一つある。「NHKから国民を守る党」である。
NHKは、勝手に電波を流して金を取る、言わば「送りつけ商法」。
職員の年収は1800万円を越えると言う。
取りやすいところからのみ集金するヤクザのような団体である。
私はNHKは即刻スクランブル化して公平平等に寄与すべきと思う。
契約してはならない。契約した人も払ってはならない。

「NHKから国民を守る党」の公式サイト
http://www.nhkkara.jp/

「NHKから国民を守る党」の立花代表は、私の友人とちょっとした揉め事があり、
全面的に賛成しているわけでは無いが、NHKに対する考え方は賛同出来る。
少し、この政党の動きを好意的に見守りたい。

ともかく野党の政策はわかりやすいほうが良い。

で、自民党に戻る。
自民党はともかく消費増税を止めたほうが良い。
あと、韓国好きの二階幹事長も辞めさせたほうが良い。
選挙で負けたのは二階幹事長の韓国訪問の影響も大きいと思う。

まあしかし、憲法は時代に応じて変えるのが当たり前。
安倍首相は代わりが居ないので今しばらく頑張って欲しい。
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小野派一刀流の演武(石清水八幡宮・2019年4月21日)

2019年04月22日 | 剣道・剣術
毎年恒例の石清水八幡宮での演武である。
午前10時半から始まるが、出番は最後なので仕事をして昼過ぎに行った。
行ったら駐車場が満杯でしばし待たされた。人手は多い。


(演武は一番最後である)


(一組目、M氏とT氏)


(二組目、松本氏と私)


(三組目、井上館長と、N氏)


(桜は遅咲きのものしか無かった)


(境内の木)


(待ちくたびれて撮ってもらったジジイ写真)


(最後に集合写真)


【感想・反省点】

実際の演武は15時ぐらいだったので待ちくたびれた。
演武は畳なので、畳の隙間が気にかかる。
演武なので、もう少しゆっくり行うのが良いのだが、相方とは何故か速くなる。
仕事が残っていたので東大阪の事務所まで戻ったが夜の10時まで仕事をした。
この時期の演武は辛い。そろそろ若手に代わって欲しいものだ。
反省点は特に無し。
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小野派一刀流の稽古(長正館 2019年4月20日)

2019年04月21日 | 剣道・剣術
小野派一刀流長正館の定例稽古。
大阪市東住吉区中野中学校の格技場、17時~19時。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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(前半は通常の稽古)


(後半は「構え」から始まる)

相方が来たので21日の石清水八幡宮での演武の形合わせ。
久々に合わせるが特に問題無し。
5月2日の京都武徳殿、6月9日の伊勢神宮と演武は続く。

転勤でやってきたWさんが飛び入りで入館希望。
剣道四段で、宏道会系の一刀流を学ばれたそうな。
長正館と宏道会は小川忠太郎先生の繋がりで同系と言っても良い。
稽古仲間が増えるのは嬉しい。

最後に演武稽古を行う。(残念ながら自分の写真は無い)









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なんば養正会で稽古と総会(2019年4月19日)

2019年04月20日 | 剣道・剣術
19時50分には稽古が終わるというので早めに行った。
はずだったのだが渋滞していて着いて着替えたら19時10分。
基本稽古には参加せず、切返しだけして自由稽古から参加。

19時50分には「止め」の号令がかかった。
20時5分から総会。年に一度の定例行事である。
活発な意見も出て30分ちょっとで終了した。


(基本稽古風景)


(稽古終了)


(総会)


【感想・反省点】

---総会---
大きなところでは、山本会長が長期不在のため、
勝野副会長が当分の間、会長代行を行うこととなった。

防具が置けるのは養正会の大きな利点だが、大っぴらでは無いため、
口コミでの会員拡散を願うところである。現在、大人が68名。100名は欲しい。

6月には恒例の川上村合宿(上垣範士指導)が予定されているが、
私は伊勢神宮での演武と日程が重なるため参加出来ないのが残念である。

審査前の立合い稽古も定例化していくようだ。
これは審査を控えている者には嬉しいだろう。

---------------

稽古では、
稽古時間が短いので、一人当たりの稽古時間は短くして、
どんどん積極的に攻めて打ってみた。
気温が高くて汗が出る。息が上がる。心臓バクバク。
なかなか面は当たるものでは無いが方向性は間違っていないと思う。

以前はきれいに打てた返し胴が下手になったのを感じた。
とっさで無意識で打てる時は良いのだが、
妙に意識してしまうと遅くなって外れたりするのである。
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あとは信じて打ち切る(木曜会定例稽古、2019年4月18日)

2019年04月19日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時15分過ぎまで。今年12回目。
参加者20数名ほど。

---始礼でのお話---
審査では先の気位、礼法、構えが重要になってくる。
相手よりも先に(相手を見つけ)自分の気持ちを作る。
稽古の前から背中を作って姿勢を整える。
3歩出る時は風を切る勢いのイメージで前に出る。
あたかも自分の回りに渦巻きが出来るようなイメージ。

発声は構えを作った時でも触刃の間合いでも良い。
交刃になってから発声すると気が抜けてしまう。
交刃の間で相手が発声したら直後(息を吸い込む最中)に間合いに入る。
発声は相手より後に、相手の1.5倍の声を出す。

---(本日の稽古内容)---
稽古は、面を着けずに素振りから。
面を着けて切り返し、正面打ち各種。
一歩入って、出頭面、出小手、相小手面、返し胴。

---稽古中でのお話---
3分の1の人は切返しが打ち切れていない。
打ち切る前に返そうとしてしまっている。
(→右手を左手付近にスライドさせて打つ切返しを行った)

足が前に出ない人がいる。中には戻る人もいる。
体は前傾させず、足を出してもコンパスの上に垂直に体が乗るように。
右足を高く上げると腰が折れてしまう。最後まで床を擦りながら前に出す。
遠くから打つ練習ではないので間合いを近くして崩さずに打つように。

少し前かがみになるだけで相手は打たせてくれない。
下半身から出た技は結果的に速い打ちになる。

反応の無い相手の場合は思い切って懐まで入って打つ。

相小手面は、生死ギリギリの間で小手を見せるから相手は小手を打ってくる。
間合いに入って竹刀をちょこちょこ動かさないこと。「静中の動」の技。
竹刀がお互いピタッと触れ合ってる中から動きを見せるので相手が打ってくる。

礼をして蹲踞して立ち上がって構えて発声して交刃、
そして右足スイッチを入れるまでが剣道である。
スイッチを入れたら打ち切ること。
打ち切ったあとは外れても残心をしっかりとすること。

---出頭面、出小手、相小手面、返し胴の稽古で---
審査のつもりで行う。懸かり手は必ずスイッチを入れること。
能動的に自分から攻め入ってスイッチ入れて打突すること。

---終礼でのお話---
スイッチを入れるまでが剣道。
最初から打突部位を狙っていくわけでは無い。
スイッチを入れたあとは体が(自動で)反応してしまうものである。


(稽古前の風景-1)


(稽古前の風景-2)


(面を着けずに素振り)


(稽古終了後の風景-1)


(稽古終了後の風景-2)


【感想・反省点】

最近の稽古で心がけていること。
思い切って右足スイッチを入れるようにしている。
小さく出して、そこから床を滑らして打つ方法と、
大きく出して、一瞬の間を置いて打つ方法と、間を置かないで打つ方法だ。

「当らないんじゃないか」とか「返されるのではないか」という雑念は無い
・・・とは言えないが、「返されても良い」という気持ちに変えてきた。

返されても良い」と思うと、思い切った技になるみたいで、
以前より返される確立が少なくなったような気がしている。
スイッチ入れたらあとは信じて打ち切るまで・・だ。

本日の稽古。夢中になると時々左足が横を向いているのが自覚出来た。
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長正館定例剣道稽古(2019年4月17日)

2019年04月18日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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参加人数10名。うち、七段3名、六段2名、五段2名。
先週より人数が少ないが高段者が多く良い稽古だったと思う。


(F六段の号令で準備運動と素振り)


(基本稽古は初心者のTちゃんも入って一緒に行う)


(H井七段とF六段)

F六段は拍子を取っての遠間からの面が得意だが、
打つ前の作りこみが不十分で、なかなか面は決まらない。


(H井七段とI口初段)


(同じく)


(H井七段とC六段)


(K芦五段とF六段)

K芦五段は右手で竹刀を振り上げるクセが抜けないので、
写真のように格好の出小手の餌食になり易い。


(F六段とK芦五段)

F六段の遠間からの面に対してK芦五段は、出小手を打とうとするのだが、
自分から攻めていないので、後出しの小手となり遅れてしまう。


(稽古終了、面取れ~!)


(七段、六段の指導陣)


(井上館長)


【感想・反省点】

朝、自宅の道具箱をごそごそしていたら、
昔もらった焼きテープ(エラスチコンテープ)が出てきたので、
さっそく切り取ってライターで炙って割れた踵に貼り付けてみた。



稽古は、H井七段、故障中のH尾さんとは出来なかった。
井上館長にも久しぶりに懸かれた。K部五段とは2回稽古した。
いつもより積極的に動くようにした。

試合巧者のC六段相手には、相手のペースになると部が悪いので、
自分からどんどん攻めて打ち込んでみた。
位(くらい)に欠け、意表を衝く攻め方もあったが、
始終、気持ち的に押されることは無かった。
バタバタして、無駄な動きが多いのが自分の課題である。

気がかりは六段審査を29日に控えたK芦五段。
右手で振り上げ振り下ろすクセが抜けない。
右足スイッチ(攻め足探り足)がまったく無い。
打てても打ったあとの残心の取り方がダメ。

審査は審査員に魅せる剣道をしなくてはならない。
他人事なのだがもどかしくて仕方が無い。
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No.52(昭和62年2月12日)

2019年04月17日 | 長井長正範士の遺文


五武器は「そうか、それなら俺は行くぞ」といって、
武器を受取り悠々と山を越えたということであります。

われわれには死がある。死があるからまた生まれて働けるのだ。
楠木正成も死んで生きている。大石良雄も死んで生きている。
吉田松陰も死んで生きている。ここに負け勝ちの外に武士道がある。

山岡鉄舟は武道の奥義に“行く先に我家ありけり蝸牛、悟らぬも悟るも同じ迷いなり、
迷わぬ先を悟りぞという”とある。勝ちだ、負けだ、悟りだ、迷いだ、そんな事が何か。
迷わん以前、勝ち負け以前のものを掴め、そこに本当の自己がある。
洋々として限りのないものがある。底知れぬ人格がある。肝がある。
それに徹するのには本当の所、坐禅をして貰うより仕方が無いのだ。

要は実の如く本当の自分を知り、
本当の自分を見失はないように修練をするにあるのであります。
武道は敵を方便として前において
假(かり)に負け勝ちを論じ精一杯の力を出して眞の自己の、今の、ここの、
はたらきを鍛錬し創造するものである。
以上が「武道と禅」という題で澤木興道老師が老師が講演された要旨です。
謹んで拝写させて頂きました。

◎№20に書いた親友巽会長の社是の加筆(巽君の社是についての考えは
誠に見事であり我々剣道を志す者心すべきであるので№20の追加文と心得て頂きたい)

商売は商品の品質、価格が最も重要であるが、人間関係も大きなウエイトを占める。
心の結びつきのない商売は、単に物品の受渡し業となって味気ないものである。
一つの商品が完成されるまでには自然の恵みに加え、
多くの人々の汗の結晶がこめられている。

商品の大小にかかわらず、粗末にすることは、自からを粗末にし、
ひいては良い人間関係が結ばれない。
だが現在はそれのみでは利益確保はむずかしい。
変革、激動の時代にふさわしい合理化も必要である。

合理化はもともと一方が利すれば、他はシワ寄せを受けるケースが多い。
合理化の不便さを解消するには、相互理解で、
いくら乗せても重くない真心を通い合わせることである。

物皆に感謝し、人と物との恩恵を受け乍ら、
自分も社会に奉仕することで生き甲斐を感じる。
自分のあり方一つでは商売はさまざまに変化する。
その妙味をゲームと置きかえれば愉快で楽しく励むことができる。

欲で追う利は逃げやすい。寄ってきた利は去らないものである。
人の欲は無限であるけれども、自分の分を知り、感謝して商売を楽しめば、
もろもろの徳も期せずして寄ってくるだろう。

損得にこだわれば不得が生れ、徳にはげめば、
自ら利がついてくるのは理の当然ではなかろうか、というのが、
この社是で巽会長のこうありたい、そうあるべきだとの強い願望でもある。

念のため、もう一度このすばらしい社是を書いておく。

“売る商品に心を乗せて 物皆に感謝し 商売を楽しむ 無欲の欲”

尚、巽君は会長になってから「商売を楽しむ」の商売を人生に置きかえて
「人生を楽しむ」道を進んでゆきたいと言っており、もとより非才の身ながら、
更に知性と教養を積み重ねるべく、ここかしこに「我も良し、会社、社員はもとより、
人もまた良し」の道をさがし求めますと。

そして言う。「今、私が知っていることは子への孝行、会社、
社員への孝行をしたいの一念です」と。
竹馬の友とは言え、巽君は実に私の師であります。(完)
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雪平鍋でご飯を炊いた。

2019年04月16日 | 食べ物の話など
アルミ製の雪平鍋でご飯を炊いてみた。
いつも使っている土鍋を出すのが面倒だったから。

9勺(しゃく)ほどのお米をといで雪平鍋に入れ、
1合の水を入れて30分間水に浸しておく。

ガラス蓋で蓋をして弱火で煮ていく。

10分少々で水蒸気の出が少なくなる。
水気の無い「おかゆ状態」になったら完成。
(おこげが欲しかったら、少しコゲの匂いが出るまでそのまま)

タオルでくるんで保温しつつ蒸らす。
20分以上で完成。


(雪平鍋と1合のコップを用意、米は北海道産の「ごうぐみ」という米)


(米は0.9合=9勺で、これで一食分には十分である)


(水は1合、柔らかいのが好きならもう少し水は多めにすると良い)


(夏場で30分、冬場の冷たい水なら2時間、待つのが嫌ならお湯で浸ける)


(雪平鍋は蒸気が隙間から出るので吹きこぼれが無く炊きやすい)


(炊き上がったらタオルなど掛けて保温して蒸らす)


(蓋を開けた瞬間)


(丼に入れたら少なく見えるがこれで全部)

おかずはチルド餃子の特売品98円の2割引。
あとはインスタントの味噌汁。
外食するよりかなり安くつく。

ご飯が雪平鍋でもおいしく炊けるのがわかった。
最後の保温蒸らしで決まるような気がする。
慣れてきたので、ずっと見ていることも無くなった。
10分間のお知らせタイマーだけかけておけば大丈夫だ。

ちょっとした手間だがご飯が無茶苦茶に旨い。
おかげで電気炊飯器は使わなくなった。
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