稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

2004-12-08 コスモポリタン

2004年12月08日 | 剣道・剣術
店から2ブロックほど離れた角に「コスモポリタン」という名前の店があった。お菓子屋なのかレストランなのかは知らないが、当時、幼稚園児だった身には得体の知れない異国情緒だらけの大人の雰囲気の店だった。通りからは中はまったく見えず、正装した大人達が出入りする店を幼かった僕は畏敬の目で眺めていたものだ。とうとう一回も入らず仕舞いで何の店かも知らないままだが「コスモポリタン」という響きには、今でもほのかな大人の世界への憧れと触れてはいけない禁断の果実に等しい響きがある。
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