建財社 STAFF BLOG

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賃貸不動産経営管理業務の大切さ

2012年04月15日 | 高野

当社は賃貸管理事業、不動産仲介事業、不動産販売事業と密接な関係をつくっています。

管理業務は入居者募集、賃料等の徴収、入居者管理、建物、設備、施設の管理等多くの項目が

日常業務です。ややもすれば、漠然として処理することが多い。

本日はその大切さを一つご紹介します。

先日、売却受託物件の隣家に人の気配りが無いので、その所有者を訪ねた。

賃貸中で家賃も毎月振込まれているとのことだった。

二・三日して所有者いわく、実は昨年の地震前から音信不通だ。

賃貸借契約に介在した仲介業者の二社とも連絡が取れないので、交番kに相談し警官に中を

見てもらったら、足の踏み場も無い状況とのことでした。

当社は、こういう業務(管理業務)をしているのだから何とかして欲しいとの要請です。

そうは云われても個人情報保護の壁もあり、また近所付きあいが少ない世帯が多く、簡単に転居先を

突き止めることは困難です。特に転職したり同居者が未成年の場合はお手上げです。

弁護士に相談するようアドバイスしようかと思いました。

入居申込書の保証人の勤務先が偶然、社宅斡旋で長年のお付き合いがあるH・Wさん担当の企業

でした。

早速H・Wさんの説明でおかげさまでその日中に保証人経由で賃借人から連絡が来ました。

一件落着です。所有者も当方の提案を快く受け入れて下さいました。

家主は単に家賃が入っていれば良いというものではなく、大切な財産の保全の面からも当社のような

管理会社に委託すべきだったと反省することしきりでした。

これ偏に毎年のことながら培われた顧客先とH・Wさんの信頼関係があってのことと感謝している。

 

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