【門間】
最近良く目にするNPO法人「特定非営利活動法人」。
昨年の震災後は特に被災地応援で、NPO法人を目にする
機会が多くなりました。
さて、この「NPO法人」とは、1998年に施行された「特定非営利活動促進法」
に基づく、法人格を持った団体のことです。
今や、その数は約45,000に上るとも云われておりますが、
認定NPO法人は約250なそうです。
都道府県知事または指定都市の長に認定されたNPOに
寄付をすると、寄付者は税金が安くなるメリットがあるそうです。
2011年の法改正で、認定取得の基準がぐっと緩和されたことを受けて、
寄付を集めやすいNPOが増え、自発的かつ自立的な市民活動が
ますます活発になると期待されています。
ただ課題として、非営利性の持つ好感の得やすさを隠れ蓑に、一部、
事実上営利目的であつたり、非公益的活動を行ったりする例も
聞こえてきます。
そこで、内閣府は、市民による監視の一環として、活動が懸念される
法人に対し「市民への説明要請」を実施することとし、その説明要請の
内容、要請への回答について、すべて内閣府のホームページで
閲覧できるようになっています。
活動に参加される場合や寄付をなさる場合参考にしてください。