大河ドラマ八重の桜は佳境にはいってきた。
山々に囲まれた会津の郷にながい時間をかけて育まれてきた文化があり、生活があります。
それを知るには家や民具などを見て触れて感じることができればと思い、猪苗代野口英世記念館のとなりにある会津民俗館を訪ねた。
県指定重要有形民俗文化財サシコをはじめ会津から収集した数多くのめずらしい文化財を展示している。
会津のロウソクの蝋(ロウ)の原料が漆の実から搾りとったものであることを今回知った。
旧佐々木家住宅、1773年築のものだそうで肝煎りと呼ばれる名主をつとめていた民家で明治時代には村役場として使われていたという説明がある。
そこには、立派な駕籠が展示されていた。
人が乗ったら重さで舁(か)き手=かごかきの御陸(六)尺は道中大変だったと思う。
私の田舎では小さい頃まで日常品であった雪ぐつや通路に降り積もった雪を踏み固める時に使用する踏み俵をみて当時がなつかしく、しばらく思いにふけった。