
きょうされん30周年を記念し、和歌山市の障害者施設を舞台に描くヒューマンドラマ。
監督:冨永憲治
脚本:ジェームス三木
音楽:小六禮次郎
出演:大路恵美/ベンガル/烏丸せつこ/石井めぐみ/中山仁/藤田弓子/春口宏彰/清原達之/阪田志麻/大迫浩貴
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: きょうされん
片倉千草は大学院を出て県庁に就職。父の雄二郎は小売店を営み、地域の世話役として活躍している。その頃、町に障害のある人たちが集団で引っ越してきて、クリーニングとパン製造の共同作業を始めたという。町の人々は警戒の目を光らせ、町内会役員の雄二郎も、まとめ役として反対運動の先頭に立つ。そんな折、千草は、共同作業所の若い職員である内藤明彦と知り合う。彼の案内で、初めて障害のある人たちの働く姿に接し、共感する千草。千草は明彦に頼まれ、共同作業所の住民への説明会開催に向けて、呼びかけに協力するが説明会には反対派の妨害が入り、大混乱に。力を落とす千草を励ます明彦。二人の間に恋心が芽生え始める…。一方、作業所では、メンバーの中に一つのカップルが生まれていた。結婚は双方の親たちから大反対されるが、二人を応援し、ゴールインさせたいと願う明彦。話を聞いた千草も、二人の生きる意欲に感動し、明彦と共に懸命に応援する。
きょうされん30周年記念に自ら制作基金を集めて製作。障害者に対する偏見が充ち満ちている町の中で共同作業所を立ち上げ、偏見と差別に立ち向かいながら、最終的には周りの人びとの理解を勝ち取っていく姿を描く。(作品資料より)
以上、"Let's Enjoy TOKYO"さんというサイトからコピペしてきました。
どうです、たらたら日記もすっかり映画ブログっぽくなったでしょう?
なんてふざけてないで、まじめに書きます。
「きょうされん」というのは、旧称:共同作業所全国連絡会のことです。
精神障害者の人権を擁護する団体は、「全家連」(全国精神障害者家族会連合会)
というのがかつてあった。
ところが去年、倒産してしまった。
巷では、補助金の不正流用だとか厚生労働省との癒着だとか裏金作りだとか、
なんだかんだ、噂なのか真実なのか知らないが、お粗末な事態になってしまったのだ。
だからってわけでもないんでしょうけど、
きょうされんさんが僕達の受け皿になってる形なわけね。
ここで「障害者」といわれているのは精神障害者のこと。
なかでも、統合失調症(いわゆるキチガイ)にスポットが当てられてましたね。
統合失調症になる確率は140人に1人だとか、遺伝する確率は10%だとか、
具体的な数字で説明されてました。
主演の大路恵美ちゃんて、どこかで見覚えのある女優さんだと思ったら、
月9『ひとつ屋根の下』の、そうそう小梅ちゃんだったわけですね。
立派な女優さんになられて、キューピーも鼻が高い。
(なんで、あんたが?)
ともかく、心洗われる良い映画でした。
お父さん(ベンガル)の演説が良かったね。
映画では、京都で統合失調症の青年による一家殴打殺人事件が発生して、
ニュースを見て不安がる住民達にこう言ったのだ。
「毎日日本中でいろんな事件が起こっているぞ。
食中毒、交通事故、、、、。
飛行機事故が怖いなら飛行機を廃止するか?
交通事故が怖いなら自動車廃止するか?
食中毒が怖いなら飯食うの止めるか?」
え?そんなこと言ってないって?
(一部キューピーの創作が入りました。ジェームス三木さん、ごめんなさい。)
あんまりネタバレするとこれから観ようとする人が可哀相だからこの辺にしとく。
監督:冨永憲治
脚本:ジェームス三木
音楽:小六禮次郎
出演:大路恵美/ベンガル/烏丸せつこ/石井めぐみ/中山仁/藤田弓子/春口宏彰/清原達之/阪田志麻/大迫浩貴
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: きょうされん
片倉千草は大学院を出て県庁に就職。父の雄二郎は小売店を営み、地域の世話役として活躍している。その頃、町に障害のある人たちが集団で引っ越してきて、クリーニングとパン製造の共同作業を始めたという。町の人々は警戒の目を光らせ、町内会役員の雄二郎も、まとめ役として反対運動の先頭に立つ。そんな折、千草は、共同作業所の若い職員である内藤明彦と知り合う。彼の案内で、初めて障害のある人たちの働く姿に接し、共感する千草。千草は明彦に頼まれ、共同作業所の住民への説明会開催に向けて、呼びかけに協力するが説明会には反対派の妨害が入り、大混乱に。力を落とす千草を励ます明彦。二人の間に恋心が芽生え始める…。一方、作業所では、メンバーの中に一つのカップルが生まれていた。結婚は双方の親たちから大反対されるが、二人を応援し、ゴールインさせたいと願う明彦。話を聞いた千草も、二人の生きる意欲に感動し、明彦と共に懸命に応援する。
きょうされん30周年記念に自ら制作基金を集めて製作。障害者に対する偏見が充ち満ちている町の中で共同作業所を立ち上げ、偏見と差別に立ち向かいながら、最終的には周りの人びとの理解を勝ち取っていく姿を描く。(作品資料より)
以上、"Let's Enjoy TOKYO"さんというサイトからコピペしてきました。
どうです、たらたら日記もすっかり映画ブログっぽくなったでしょう?
なんてふざけてないで、まじめに書きます。
「きょうされん」というのは、旧称:共同作業所全国連絡会のことです。
精神障害者の人権を擁護する団体は、「全家連」(全国精神障害者家族会連合会)
というのがかつてあった。
ところが去年、倒産してしまった。
巷では、補助金の不正流用だとか厚生労働省との癒着だとか裏金作りだとか、
なんだかんだ、噂なのか真実なのか知らないが、お粗末な事態になってしまったのだ。
だからってわけでもないんでしょうけど、
きょうされんさんが僕達の受け皿になってる形なわけね。
ここで「障害者」といわれているのは精神障害者のこと。
なかでも、統合失調症(いわゆるキチガイ)にスポットが当てられてましたね。
統合失調症になる確率は140人に1人だとか、遺伝する確率は10%だとか、
具体的な数字で説明されてました。
主演の大路恵美ちゃんて、どこかで見覚えのある女優さんだと思ったら、
月9『ひとつ屋根の下』の、そうそう小梅ちゃんだったわけですね。
立派な女優さんになられて、キューピーも鼻が高い。
(なんで、あんたが?)
ともかく、心洗われる良い映画でした。
お父さん(ベンガル)の演説が良かったね。
映画では、京都で統合失調症の青年による一家殴打殺人事件が発生して、
ニュースを見て不安がる住民達にこう言ったのだ。
「毎日日本中でいろんな事件が起こっているぞ。
食中毒、交通事故、、、、。
飛行機事故が怖いなら飛行機を廃止するか?
交通事故が怖いなら自動車廃止するか?
食中毒が怖いなら飯食うの止めるか?」
え?そんなこと言ってないって?
(一部キューピーの創作が入りました。ジェームス三木さん、ごめんなさい。)
あんまりネタバレするとこれから観ようとする人が可哀相だからこの辺にしとく。
すみません、少し気分を害したもので。
この記事の中では、皆さんに偏見を意識していただきたく、あえて"キチガイ"という言葉を使わせていただきました。
精神分裂病が統合失調症と名前を変更して月日が経ちましたが、以前として精神障害者が被るスティグマは変わらず、苛立ちとともに、皆さんの心の中にある"キチガイ"という言葉を検証していただきたい思いでいっぱいです。
映画中の"キチガイ"発言にも嫌悪感を覚えてしまったくらいで、ちょっと敏感になっていたのかも。お年よりはともかく、最近の若い人は"キチガイ"なんて言葉使いませんよ。半分死語かもしれません。
僕の勤めている福祉工場(就労継続支援A型事業所)の手取りも5万円から6万円に上がりました。
息子さんのこともさぞご心配でしょう。
僕は日本の政治家が福祉後進国アメリカの方ばかり見ているのが気に食いません。