村上春樹の短編集。
『レキシントンの幽霊』
小説家の主人公は現在アメリカに住んでいる。
ある日、友人に古い邸宅の留守番を頼まれる。
そこで主人公の見たものとは、、、。
『緑色の獣』
夫の留守中、「私」が庭の椎の木を眺めていると、
根元から緑色の獣が這い出してきた。
気色悪い作品。
いったい何が言いたいんだよう。
『沈黙』
ボクシングをやっている温厚な大沢さんだが、
中学2年のときに一度だけ
人を殴ったことがあるという。
人間の嫌な面を描いた、
あまり楽しくない作品。
『氷男』
「私」は氷男と恋をする。
周囲の反対を押し切って結婚し、
南極に移り住む。
南極に街があり、南極語を話す人々が住んでいる
シュールな作品。
『トニー滝谷』
Jazz Musicianの滝谷省三郎と、
その息子のイラストレーターのトニー滝谷の物語。
『七番目の男』
50代の白髪交じりの男の思い出話。
少年の頃、男の親友が海で巨大な波にさらわれる。
男は親友を助けられなかったことに罪悪感を感じ
その後の人生を歩むのだが、、。
『めくらやなぎと、眠る女』
「僕」は耳に障害のあるいとこの
病院の受診に付き添う。
☆-----------------
これらの短編は、『めくらやなぎと、眠る女』が
1983年に書いたものを短くしたもの。
『緑色の獣』『沈黙』『氷男』『トニー滝谷』が
1990年~1991年に書かれたもの。
『レキシントンの幽霊』と『七番目の男』が1996年に書かれたものである。
間のブランクの時期に春樹さんは、
長編『ねじまき鳥のクロニクル』と『国境の南、太陽の西』を執筆していた。
僕の印象だと、『ねじまき鳥…』の前後で読みやすさが全然違う。
後のほうがずっと、リーダーフレンドリーで、
ポジティブである。
前のは作者本位すぎる。
初期の作品は面白みに欠けるね。
成長する作家、村上春樹。
後になればなるほど面白くなる。
『レキシントンの幽霊』
小説家の主人公は現在アメリカに住んでいる。
ある日、友人に古い邸宅の留守番を頼まれる。
そこで主人公の見たものとは、、、。
『緑色の獣』
夫の留守中、「私」が庭の椎の木を眺めていると、
根元から緑色の獣が這い出してきた。
気色悪い作品。
いったい何が言いたいんだよう。
『沈黙』
ボクシングをやっている温厚な大沢さんだが、
中学2年のときに一度だけ
人を殴ったことがあるという。
人間の嫌な面を描いた、
あまり楽しくない作品。
『氷男』
「私」は氷男と恋をする。
周囲の反対を押し切って結婚し、
南極に移り住む。
南極に街があり、南極語を話す人々が住んでいる
シュールな作品。
『トニー滝谷』
Jazz Musicianの滝谷省三郎と、
その息子のイラストレーターのトニー滝谷の物語。
『七番目の男』
50代の白髪交じりの男の思い出話。
少年の頃、男の親友が海で巨大な波にさらわれる。
男は親友を助けられなかったことに罪悪感を感じ
その後の人生を歩むのだが、、。
『めくらやなぎと、眠る女』
「僕」は耳に障害のあるいとこの
病院の受診に付き添う。
☆-----------------
これらの短編は、『めくらやなぎと、眠る女』が
1983年に書いたものを短くしたもの。
『緑色の獣』『沈黙』『氷男』『トニー滝谷』が
1990年~1991年に書かれたもの。
『レキシントンの幽霊』と『七番目の男』が1996年に書かれたものである。
間のブランクの時期に春樹さんは、
長編『ねじまき鳥のクロニクル』と『国境の南、太陽の西』を執筆していた。
僕の印象だと、『ねじまき鳥…』の前後で読みやすさが全然違う。
後のほうがずっと、リーダーフレンドリーで、
ポジティブである。
前のは作者本位すぎる。
初期の作品は面白みに欠けるね。
成長する作家、村上春樹。
後になればなるほど面白くなる。
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