ロッキー・ザ・ファイナル

１を観たのは、まだ大学１年生だった。

サークルの同期数人で観に行った。

みんなロッキーのファンになった。

"チャチャーチャーーン、チャチャ－チャーーン"とテーマを歌いながら、

片手腕立て伏せの真似をするのが流行った。


あれから３０年。


まだ額に産毛の残っていた紅顔の美少年も

（なわけない。みんな知らないと思って、好き勝手に書いてる。）

今や加齢臭ただよう体重80kgのメタボリックハゲ。

最近は膝を痛めて、軽いジョギングさえままならない始末。

それに引き換え、スタローンさんの元気なこと、及び肉体の若々しいこと。

きっと日頃のたゆまぬ努力があってのこととお見受けいたす。

拙者、爪の垢をいただいて、珈琲豆といっしょにドリップして飲んでしまいたいでござ早漏。


エンディングも爽やかで良かった。


そして、まさかエンドロールで涙してしまうとは、、、。

なんて場所なのか知らないけど、ロッキーのジョギングコースで、

階段を一気に駆け上って、頂上でこぶしを振り上げガッツポーズを決める

代々木公園みたいな場所。

あそこで、老若男女が思い思いに万歳をするんだけど、

ロッキーがいかにたくさんの人たちから愛されているか、

いかにたくさんの人たちに勇気を与えたかに思い至り、ついつい、、、。


ロッキーに有終の美を飾らせてくれて、どうもありがとう。