キューピーヘアーのたらたら日記

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太陽

2007-04-01 23:05:02 | た行の映画
日本人のアイデンティティのよりどころであり、

一番デリケートな部分である天皇制。

ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督が

昭和天皇を映画化した。


終戦直前の御前会議や戦時中にも取り組んでいた海洋生物学の研究、

マッカーサーとの対談などが描かれる。


監督さん、随分と勉強されたんだろう、

僕たちの知ってる昭和天皇にnearly equalがそこにいて、

「ラスト・サムライ」のようなヘンテコ日本人は描かれていない。


何といっても、イッセー尾形の熱演が光ってますねえ。

口をもぞもぞと動かす癖や、「あっそ」の一言。

チャーミングな人物に仕上がっています。


最近、文藝春秋に侍従の日記が発表されたりしていて、

僕は不勉強なことにそれらに目を通してなくて、

見出しだけでこんなこと書いてていいのかなあ、

と思ったりもするんだけど、

やっぱり、終戦にいたるまでは国民のことを慮り、

相当な精神的重圧があったんだろうなあと、思うのであります。


特殊な職業だもんねえ。


(後は右翼のスパムが来ないよう祈って閉店で~す。)

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4 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2007-04-03 23:32:08
春らしいテンプレートになさったんですね~
私もこの映画の感想を書いたときにはちょっとビクビクしてしまいました。
ハリウッド映画よりもヘンテコ日本人とかヘンテコ文化が出てこなくて良かったです。
昭和天皇って愛嬌のある方でしたが、そんな可愛らしい面を上手く尾形さんが見せてくれましたね。
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ミチさん♪ (キューピー)
2007-04-04 19:08:49
前のテンプレートは一年半使い込んでボロボロになっていたので(なっていない)、新しいのと交換しました。
イッセー尾形さんとしては、まさに役者冥利に尽きるといったところでしょうか?
名演だったと思います。
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ご無沙汰してます!! (廣瀬研一)
2008-04-11 20:54:46
この映画、地味でしたがよく出来ていましたよね。
皇室関係や靖国関係の記事を書くのって勇気いるし、ビビりますが、最近、靖国神社でやっていた南京大虐殺についての映画を観ましたが、これには参りました!
あまりにヘンテコな映画なんで辛辣な感想となりました。おもいきり斬りまくりの感想です。もう右翼スパム覚悟で書きましたので、よかったら見てください。
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廣瀬さん♪ (キューピー)
2008-04-13 21:21:01
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
南京大虐殺の映画の記事、読みましたよ。
日本人って、大東亜戦争の反省ができてないのか、と暗澹たる気持ちにさせられますよね。
右翼の人は、本当の愛国心は過去の反省の上に建つ、とは考えないんですかね?
ところで、『靖国』って映画、配給されないんですって?
先行きが不安になります。
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