キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

『ひとり日和』 青山七恵

2007-03-30 21:55:21 | 
感動はしなかったが、感慨深いものはあった。

☆☆☆


彼氏ができても、すぐ飽きられちゃうダメな女の子知寿(ちず)ちゃん。

高校卒業後、フリーターをしていたが、

母(教師、母子家庭)が中国に交換留学することになり、

一人暮らしをしている親戚のおばあちゃん

(大叔父の奥さん:吟子さん)の家に厄介になることに。

話は、知寿と吟子さんとのやり取りを軸に、

彼氏の陽平や次の彼氏の藤田君、吟子さんのいい人ホースケさんが

時々登場して進行、一年後の知寿の自立までを描く。


はあ、"自立"ですかあ。ため息。


休憩。


キューピーが"他立"状態になって早一年。

48歳からのリスタートは正直きつい。


ってな愚痴こぼしてないで、次、

この小説を読んで気付きが一つ。

それは、男と女の違い。

男の場合、縦社会に慣れてるせいか、

あくまでも年配者を立てることに気を使うところ、

(マスオさんと磯野波平のように)

知寿と吟子さんは、同じ女として対等に話をするときもあるのだ。


ワシらからすると女の世界は興味が尽きず、

その"女性の神秘"が著者のような作家により

一枚一枚ベールを剥がされていくのが、

快感であり、また感慨なのである。


だけども、これが芥川賞というのは、、、、

ちょっと安売りちゃいます~?

選考委員は年々低下傾向の水準の低さに頭を悩ませてるんちゃいます~?


本屋さんにたくさん山積みにされてる"ケータイ小説"、

若い子はこーゆーのに熱中してるのかあ。

オススメの"ケータイ小説"があれば読んでみたい

スケベゴコロも持ち合わせてるんですけど、、、。

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