エネミー・ライン２ ---北朝鮮への潜入---

昨日は、祖父の十三回忌の法要がありました。

親戚たちが集まり、にぎやかな宴を催し、

亡くなった祖父も草葉の陰でさぞ喜んでいたことでありましょう。

が、気になったことが、、、。

というのも、叔父、叔母たちが皆老化のためおつむの働きに若干の支障が、、、。

はっきり言って"ボケ"であります。

「あーほれ、あのえー戦時中にお世話になった、あの人、」

「あーうーわかった、あの人ね。」

「えー？だれ？だれ？」

「ああ、大橋さん、だったかな？」

「あああーーー、大宮さんね？」

「えっ？二宮さん？そんな人いたっけ？うーーー」

「あーーーーー」

「ほうーーー？」

こんなにひどくはないです。これは僕の作文です。

祖父は40才を越えてから徴兵にとられ、

残された祖母と父の兄弟姉妹は力を合わせて戦中戦後の混乱期を乗り越え、

今でも、仲がいいわけなんですが、

だからと言って、一致団結してボケられても、我々が困ります。


長い、どうでもよい前書きはこれくらいにして、

さて、主人公は、あー何ていったかな、あーーーわかんないな、

とにかく大尉です。

この大尉は海軍特殊部隊に所属しているんですが、、、、

何て名前だっけかな、この特殊部隊、確か、シーズとかサーズとか言ったような、、、。

サーズは病気じゃないか！？

うーーーー。

（あんたのは、ボケじゃなくて、単に頭が悪いんでしょう？）

それで、韓国に駐留しているわけなんですが、

ある日、衛星写真に北朝鮮のICBM（大陸間弾道弾ミサイル）が写り、

ホワイトハウスはパニックに。

すぐさま、緊急会議が開かれ、大統領は特殊部隊を送って、

核ミサイル基地の爆破を決意。

主人公（大尉）にミッションが伝えられる。

ところが、この大統領、朝令暮改どころか、

朝令昼改暮再令。

タイミング悪く、特殊部隊のうち４人が飛行機からパラシュートで降下

したときに作戦を変更した。

大尉を含むたった４人は人民軍に見つかり

銃撃戦の末、２人死亡、１人負傷、大尉は捕虜になり、人民軍兵士の拷問を受ける。


というような出だしの映画です。


エンドロールで実際の事件のニュース映像を流し、

さも、実際に起こった出来事であるかのように編集してあったのは

解せなかったな、、、。