K-20 怪人二十面相・伝

テスラー装置ならぬ、キューピー装置。

ワイヤレスで誰かの生霊を自分の中に取り込み、その霊に話をさせることが出来ます。

まあ、イタコみたいなもんですが、厳しい修行や戒律などは必要ありません。

それでは、松たか子で実験。


「おほほ、

　日本広しといえど、大財閥・羽柴家令嬢：ヨーコの役を演じきれるのは

　このワタクシしかいないでしょう。

　何と言ってもお嬢様オーラがあまたいる平民女優と違いますもの。

　監督の技量もさることながら、この映画が上質のアメコミ映画風に成功したのは、

　演技陣、とりわけこの松たか子の存在のお陰。

　もし、貧乏人上がりの麻生久美子あたりを起用していたら、

　どんな悲惨な映画に仕上がっていたことか…。」

ありゃりゃ、自己PRが過ぎるぞ。

「ひ、ひっど～い。」

あ、麻生久美子に繋がっちゃった。

「人を貧乏人呼ばわりするなんてえ。

　許せない。

　畜生にも劣る物言いだわ。

　インスタント沼に沈めてやるう～。」

ごもっともです、麻生さん。

「ちょっと、キユーピーさんっ。」

はい、たか子さん。

「そもそも、人の生霊はこんな愚劣なブログ記事を書くために

　弄んでいいものではありません。

　キューピー装置は百害あって一利なし。

　いますぐ破壊しなさい！

　これは、命令です。」


とゆーことで、キューピー装置は壊しちゃった。

決して生霊ごときのセリフにびびったとかゆーんじゃない。

ろくなことを言わないのがわかったからだ。

きっと、今の機能に問題があるのだろう。

脚本書くときとかに便利そうだったんだけどな。

惜しいことをした。

テスラー装置だって平和利用されれば、素晴らしい物になっていたはずなのに…。