キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

『私にとって神とは』 遠藤周作

2021-06-11 22:18:54 | 
時代を感じさせる文章だった。

優れた小説というのは時代を越えて残ってゆくが、

たいていのエッセイは時とともに色褪せてゆく。


どうやら遠藤周作が活躍していた時代は、

自分が俗物であることを誇張して表現することを

良しとする風潮があったようだ。

本書を読んでいると親父の体臭がしてきそうで、

時々不快ですらあった。


キリスト教という僕と遠藤周作の関心事の

最大公約数を題材にしながら

共鳴させられるところがすくなくてがっかりした。



僕はキリスト教に夢を見ているんだろうか、


とも思った。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« LECASTLEさんでお買い物 | トップ | 『カンガルー日和』 村上春樹 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事