天然コケッコー

映画の２人は随分大人だな。

キューピーの中学時代はもっと、子供子供していたよ。

この２人と比べると、情けなくっていけない。

肉体こそ第二次性徴期をむかえてはいたが、

いかんせん、精神年齢が低かった。

一匹の若い♂として、あふれだす性欲をもてあましていたんだと思う。

とにかく、SEXをしたくてしたくてしょうがなかったのは事実だ。

そのくせ、喫茶店で女の子と一緒にお茶を飲みたいだとか、

映画を一緒に観たいだとか思ったことは、一度もなかった。

まず性欲ありきで、お茶を飲んだり映画を観たりするのは、

SEXをするまでの面倒な手続きでしかなかった。

(尚、卒業したときも童貞でしたよ。)


２人で一緒に歩いたり、食事をしておしゃべりしたり、

一緒の時間を過ごしながら愛を育み、

その先に置かれているプレゼントが至高の悦楽だと気付いたときには、

とっくにハゲになっていた。


と、今、"都合のいい神様"が降臨。

「今からでも遅くはない。」

と、お告げがあった。（嘘ですよ～ん）

そうだ、この映画のような恋をするのだ！(チョー無理っぽいんですけどー)

ちょうど、バレンタインにちひろちゃんとの同伴予約を入れてある。

お膳立ては整っているぢゃああ～りませんか！


ちひろちゃんのプレゼントがたとえパイプチョコであっても、

決してめげないでいるのだあ。


☆☆☆


夏帆ちゃん、チェック！