100円ショップの不思議

最近、モバゲータウンにばかり日記を書いて、

こっちの原点「日記」がなおざりにされていたので…。

とゆーより、モバゲーのアクセス数、一桁台なの。



セレブの方には縁がないかもしれないが、

我々庶民にとっては心強い味方なのが、100円ショップ。

実に様々な物が、たったの100円で売られている。

ええっ？どうして？こんなものまで100円！？

驚いたり、感心したりしながら、我々はショッピングを楽しんでいる。


そんな100円ショップの一商品の仕上げ作業を、

僕がお世話になっている授産施設で行っている。

プラスチックのプチタッパーである。

プラスチック工場から毎朝、大きなダンボール箱にいくつも

本体と蓋とが運ばれて、それを合体し、

４個を１セットにして、その中の一つには

使用上の注意が書かれたしおりを入れ、

たばねらテープでくくり、ダイ○ーの商品ラベルを貼り、

10セットをビニール袋に入れ、バーコードシールを貼り、

箱詰めを行うのが全工程である。

うちの施設で行われている作業は他にも、

紙管の糸取り作業や、ウェスの裁断や、コーヒー豆の袋詰め等あるが、

約３分の１はこのタッパーの仕上げ作業である。


本日、その作業の利益がどれだけあるかが、わかりもうした。

というのも、今日は工賃の支払日で

（あまりに安くて日本国内の授産施設、作業所で給与と呼んでいる所はない）

明細に12月の全体収支報告が付されていたからだ。


60,440円


くれぐれも、１日の売り上げではない。

また、僕一人の売り上げでもない。

１日に仕上げる量は約6,000個。

仮に15日稼動していたとして、1ヶ月で90,000個。

つまり、１個仕上げてもらえる人件費は67銭。

これでおわかりでしょうか？

何故、100円で利益が出るかが。


工賃明細に話は戻るが、キューピーの場合、

12月は17日働いて、

10,700円。

おっと、おっとなのである。

その前に「利用料」なるものを支払っている。

その額8,770円。

高いと思われるかも知れないが、これでお安いほう。

障害者自立支援法で当事者の一割負担が決められていて、

その額、１日670円。

670円 X 17日＝11,390円。

差額(11,390 - 8,770 = 2,620円)は思いやり？

僕みたいな下っ端には教えられてないが、

多分、施設を経営してる法人が負担してくれているのだろう。


とにもかくにも、やっと月給？？？？？？？？？？

10,700 - 8,770 = 1,930円を手にし、（時給にすると19円）

（頭のおかしな人たちだから、2,000円足らずの月給で

嬉々としているのでは、なんて思われますう？？？？？？？？？？？？？）

周りを見渡せば、みな同じ心境。

「１ヵ月、私はこんなに、こんなに一生懸命働いた。

　その報酬が、やっぱりこれか……。」

そこには、ため息すら、ため息すら聞こえない。



自民党の議員さんは、

「結果の平等よりも、機会の平等を！

　たくさんがんばった人が、たくさん報酬を得られる世の中が一番！」

と、おっしゃっているのだが、

世の中、そんなに単純ですかー？

前世の行いが悪かったのか、それとも、先祖のたたりか、

何の因果かは知らないけれど、

障害を持ってしまい、

がんばらなかった？？？？？？人たちの最下層に押し込められた

僕たちの悲鳴が、彼らに届くことはないのか！！！！？？？？



他人の痛みのわからない政治家に政権はやらない！！！！！！！！！！！