僕の通っていた高校は浄土真宗の学校だった。
週に一時間、現国や化学といっしょに仏教の授業があった。
1年生のときに宗教全般について、
2年生のときには仏教について、
3年生では浄土真宗の教えについて学んだ。
まだ純粋だった僕はとても影響され、
それがその後の人生を左右した。
キリスト教では「汝の敵を愛せよ」という。
浄土真宗でも「恩讐を越えて」という。
僕は社会人になって数年後、敵を知った。
敵はことごとく、僕の足を引っ張り仕事の妨害をした。
でも「敵を愛する」という思想だった僕は実に鷹揚に構えていた。
だが、社会は甘くない。
僕の立場はだんだんと危うくなり、
やがて職場を去らねばならなくなった。
その経験が心的外傷となり、
ついには、精神病院に入院することになった。
敵が僕の心から消えることはなく、
心的外傷は癒えることなく、
何度か入退院を繰り返し、
やがて職安も仕事を紹介してくれなくなった。
かわりに障害者が集まる作業所をすすめられ、
僕はそこで内職仕事に励んだ。
地味な生活だったが、僕は小さな幸福を
少しずつ貯金していった。
やがて、また宗教が恋しくなり、
聖書を読み、教会のミサにも出席した。
聖書には相変わらず、
「汝の敵を愛せよ」
と書いてあった。
絵空事か、、、、、。
イエスにもサタンという敵がいるではないか。
イエスはサタンを愛しているのか!?!?
僕の敵はいつまでも僕を苦しめた。
敵を愛する??????
いったいぜんたい、どうやったら可能なんですか?
昨日、『ねじまき鳥クロニクル』第3部を読み終えた。
とても読み応えのある、
素晴らしい小説だった。
だが、
主人公が綿谷ノボルという敵をやっつける
物語なんだよね。
それは真理なんですか?
確かに現世を生き抜く処世訓ではある。
村上春樹の小説は広く世界で愛されている。
世界中の人々の共感を呼んでいる。
だからって、真理とはいえないでしょう?
愛の王国の建設を目指したイエスが僕に語りかけるんです。
「愛せよ、
汝の綿谷ノボルを」
と
週に一時間、現国や化学といっしょに仏教の授業があった。
1年生のときに宗教全般について、
2年生のときには仏教について、
3年生では浄土真宗の教えについて学んだ。
まだ純粋だった僕はとても影響され、
それがその後の人生を左右した。
キリスト教では「汝の敵を愛せよ」という。
浄土真宗でも「恩讐を越えて」という。
僕は社会人になって数年後、敵を知った。
敵はことごとく、僕の足を引っ張り仕事の妨害をした。
でも「敵を愛する」という思想だった僕は実に鷹揚に構えていた。
だが、社会は甘くない。
僕の立場はだんだんと危うくなり、
やがて職場を去らねばならなくなった。
その経験が心的外傷となり、
ついには、精神病院に入院することになった。
敵が僕の心から消えることはなく、
心的外傷は癒えることなく、
何度か入退院を繰り返し、
やがて職安も仕事を紹介してくれなくなった。
かわりに障害者が集まる作業所をすすめられ、
僕はそこで内職仕事に励んだ。
地味な生活だったが、僕は小さな幸福を
少しずつ貯金していった。
やがて、また宗教が恋しくなり、
聖書を読み、教会のミサにも出席した。
聖書には相変わらず、
「汝の敵を愛せよ」
と書いてあった。
絵空事か、、、、、。
イエスにもサタンという敵がいるではないか。
イエスはサタンを愛しているのか!?!?
僕の敵はいつまでも僕を苦しめた。
敵を愛する??????
いったいぜんたい、どうやったら可能なんですか?
昨日、『ねじまき鳥クロニクル』第3部を読み終えた。
とても読み応えのある、
素晴らしい小説だった。
だが、
主人公が綿谷ノボルという敵をやっつける
物語なんだよね。
それは真理なんですか?
確かに現世を生き抜く処世訓ではある。
村上春樹の小説は広く世界で愛されている。
世界中の人々の共感を呼んでいる。
だからって、真理とはいえないでしょう?
愛の王国の建設を目指したイエスが僕に語りかけるんです。
「愛せよ、
汝の綿谷ノボルを」
と
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます