遺産相続

我が家は、統合失調症のキューピーと

アルツハイマー病のママンの二人暮らしです。

収入は僕の障害者年金とママンの老齢年金しかない。

一応、僕は作業所のようなところで働いてはいるが、

フルタイムで働けないため、

月給は4千円ぐらいしかない。

（時給は320円）


障害者年金は月6万円だけで、

ママンの年金のほうが多いので、

今までママンから金銭面で援助を受けてきた。



一昨年、たよりなくなったママンのため成年後見人をつけた。

健常者の妹になってもらうつもりでいたのに、

裁判所の判断で、まだ若い弁護士がママンの成年後見人になった。

この弁護士がくそ生意気な輩で、

障害者福祉に疎くて、

僕をママンの財産を食い荒らす害虫あつかいする。

「今後、母から一切の金銭的援助を受けません。」

という内容の誓約書までサインさせられた。

そして、

「わたしはたくさんの自己破産者を見てきましたが、

あなたはまさにそのタイプです。」

などとのたまう。


めげる。



そして、よく聞くと、

僕に厳しく接するのは裁判所の意向らしいのだ。




なぜ、裁判所がそんなに障害者福祉に無理解なことをするのか、

さらに、よく聞くと、

これは、

母の死後、遺産相続のとき妹が、

「兄は母からずっと援助を受けていたので、

兄の相続額はその援助額を差し引いた額でいい。」

と言い出してもめることを防ぐための処置なんだそうだ。





やれやれだ。





世の中が嫌になる。