キューピーヘアーのたらたら日記

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ザ・マジックアワー

2008-06-17 18:33:05 | さ行の映画
主人公なんとか(妻夫木聡)は街を牛耳るボスなんとか(西田敏行)の女

なんとか(深津絵里)とできてしまったのがバレ、殺されそうになる。

命を救ってやる代わりになんとかが出してきた条件が、5日以内に

幻の殺し屋なんとかと面会させろ、というもの。

なんとかはなんとかと旧知の間柄だと偽り、その場の難を逃れる。

なんとかなんとかと連絡を取れないかとあせるなんとかだが

なんとかはさすが幻の殺し屋、居場所はおろかなんとかの見せてくれた写真も

ピンボケでどんな顔をしているのかもよくわからない。

そこでなんとかは売れない俳優なんとか(佐藤浩市)を映画の撮影だとだまし、

なんとかと面会させることになんとか成功!

ところが、なんとかはなんとかに気に入られ、なんとか一派の世話になるという思わぬ展開。

なんとかは全て映画の撮影だと信じ込み、なんとかとの面会も取り直しだと思って、

何度もペーパーナイフを舐めまわすという同じ設定からはいる始末。

なんとかの発する、「またそこから始まるのね。」と言うセリフに

観客なんとか達はみんな声に出して笑っていました。


さすが三谷幸喜監督&脚本、とても見応えのあるコメディに仕上がっていました。

難を言えばラストが少しダレたかな?

ずっと殺し屋なんとかの正体はなんとか(伊吹吾朗)だと思っていたので、

しょぼい殺し屋にがっかりしてしまいました。


「マジックアワー」という言葉、三谷監督の造語かとも思いましたが、

キューピーの英和辞典にも載っていました。

《明け方や薄暮時など、太陽光が特殊な効果を与えてくれる短い時間》とあります。

「たとえ今日のマジックアワーを逃したとしても、また明日がやってくるさ」、

という言葉がとても強い励ましになりました。


尚、キューピーはいつも、DVDでメモを取りながら映画を観ているので、

慣れない映画館での鑑賞、登場人物の名前がみんな「なんとか」になってしまったのを

深くお詫びいたします、だってさ。

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2 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2008-06-19 11:13:20
映画館の鑑賞は集中力が高まっていっそう楽しめるでしょう?
私は家でDVDを見ていると、保険のオバちゃんがピンポン押したり光ファイバーの勧誘電話が鳴ったりして集中できないのです。

アハハ!確かにあの殺し屋はイマイチしょぼかったです。
出てこなくても良かったかも(暴言!)
おかげでさいごにちょっともたつきましたよね。
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ミチさん♪ (キューピー)
2008-06-19 16:55:53
僕は、殺し屋は実は伊吹吾朗で綾瀬はるかはその情婦で、佐藤浩市がボスに殺された方が都合が良かったので妻夫木に協力したってストーリーの方がしっくりきました。ベタな展開だといえばそうなんですが…。

ところでミチさん、キューピーの次回作について聞かなくてもいいんですか?マチさんが勝手に行動しちゃいますよ。
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