ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

親子の絆

2007-08-14 | 子育て日記

私は離婚して7ヶ月の頃の息子を抱え今まで育ててきました。そういう私も小さい頃両親が離婚して大人になるまで父とはあったことがありませんでした。

心のどこかで父のことを忘れたことはありませんでした。寂しいのではなくてたまにどうしているかなあと思う程度でしたが、私は父がいない生活が当たり前だったせいで寂しいという感情があまりわかりません。誰かに依存する感覚がほとんどありません。母は働いていて私が弟を見ていたので誰かを頼ることに遠慮をするようになりました。そんな私にとって母の存在感は絶対なものがありました。でも「母子家庭と言われたくない」という母の姿勢は大嫌いでした。そしてときどき見せる「一緒に死なないか」という無責任な弱さが憎くてたまりませんでした。私も離婚しましたが母のそんな感情は理解できません。子供は人生を選べない時がある。

我慢してついていくしかない時がある。そして八つ当たりだけがくる。そんな思いの繰り返しだったから私は息子に自分のような思いをさせたくない。母子家庭だから何が悪い。片親だと言われるのは子供のせいでもなく私だけのせいだけでもなく、そんな心の狭いまわりにも責任がある。両親いてもおかしい人は大勢いる。なにも悪くない子供だけ理不尽にふりまわされ八つ当たりの対象にされ私の息子に限らない。

『離婚』したことから学んで反省してもうこんな気分の悪いこと繰り返さない決意をしないといけない。もし親子の縁があるなら血のつながりからできる縁と魂のつながりからできる縁があると思う。私の息子にとって血のつながりの縁より魂の縁の方が上回ったから今の縁があるのかもしれない。

血のつながりの仕方なさのような義務感を超えて愛情のつながりを試されて心の絆と向き合うことになったのかもしれない。

コメント (1)
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