”議安河而平天下。論小濵而清国土。是以番仁岐命。初降于高千嶺。神倭天皇経歴于秋津島”
「スサノヲ」を高天原から追放して後、神々が天安河に集いてからは高天原は、再び、平和な世の中になります。それから、「アマテラス」は、今、「オホクニ」がいる蘆原中国を、どうにかして自分の子「正勝吾勝勝速日天忍穂耳命<マサカツアガツ カチハヤヒ アメノオシホミミノミコト>」に治めさせ、天上と地上両方を安らかな国へと思い、「タケミナカタノカミ」を出雲の伊那佐の小濵に派遣します。幸い、「オホクニ」の承諾を得て、秋津中国にも、ようやく平和が訪れます。そして、「アアテラス」は、自分の子「天忍穂耳命」を統治させようと思われますが、「天忍穂耳命」は、自分の子「ニニギノ命」に、平和になった蘆原の国を統治させるよう「アマテラス」に頼みます。その「ニニギノ命」が、まず、高天原から高千穂嶺に降り、そこで「ニニギノ命」が「コノハナノサクヤヒメ」と逢い、「ホヲリノ命」が生まれます。その「ホヲリノ命(山幸彦)」と「トヨタマヒメ」から、これも、なかなか、一度では覚えきらない「天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命<アマツヒダカヒコ ナギサタケ ウガヤ フキアヘズノミコト>」が生まれます。その「フキアヘズ命」と「トヨタマヒメ」の妹「タマヨリヒメ」から「カンヤマトイワレヒコ命(神武天皇)」が生まれ、「カンヤマトイワレヒコ命は「高千穂」を出てから秋津島への東征が始まります。
この長い長い日本の太古の歴史を、たった三十六字の大変少ない文字で「安万侶」は言い表しております。
思わず、「うまい!」と叫び声をあげたくなるよう表記の仕方です。「安万侶」の辛苦が思いやられます!!!!!
まだまだ、これ以後の日本の歴史もこのような雅語微言を以て書き続けられています。その最後まで読んでまいりますので、興味のおありのお方は、もう暫く、お付き合いをいただくようお願い申し上げます。
「スサノヲ」を高天原から追放して後、神々が天安河に集いてからは高天原は、再び、平和な世の中になります。それから、「アマテラス」は、今、「オホクニ」がいる蘆原中国を、どうにかして自分の子「正勝吾勝勝速日天忍穂耳命<マサカツアガツ カチハヤヒ アメノオシホミミノミコト>」に治めさせ、天上と地上両方を安らかな国へと思い、「タケミナカタノカミ」を出雲の伊那佐の小濵に派遣します。幸い、「オホクニ」の承諾を得て、秋津中国にも、ようやく平和が訪れます。そして、「アアテラス」は、自分の子「天忍穂耳命」を統治させようと思われますが、「天忍穂耳命」は、自分の子「ニニギノ命」に、平和になった蘆原の国を統治させるよう「アマテラス」に頼みます。その「ニニギノ命」が、まず、高天原から高千穂嶺に降り、そこで「ニニギノ命」が「コノハナノサクヤヒメ」と逢い、「ホヲリノ命」が生まれます。その「ホヲリノ命(山幸彦)」と「トヨタマヒメ」から、これも、なかなか、一度では覚えきらない「天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命<アマツヒダカヒコ ナギサタケ ウガヤ フキアヘズノミコト>」が生まれます。その「フキアヘズ命」と「トヨタマヒメ」の妹「タマヨリヒメ」から「カンヤマトイワレヒコ命(神武天皇)」が生まれ、「カンヤマトイワレヒコ命は「高千穂」を出てから秋津島への東征が始まります。
この長い長い日本の太古の歴史を、たった三十六字の大変少ない文字で「安万侶」は言い表しております。
思わず、「うまい!」と叫び声をあげたくなるよう表記の仕方です。「安万侶」の辛苦が思いやられます!!!!!
まだまだ、これ以後の日本の歴史もこのような雅語微言を以て書き続けられています。その最後まで読んでまいりますので、興味のおありのお方は、もう暫く、お付き合いをいただくようお願い申し上げます。
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