古事記序（３）・・・

　”寔知懸鏡吐珠。而百王相続。喫剱切蛇。以万神蕃息歟”

　　これをどう読むかこれまた大変な難問ですが、「鏡を懸け、珠を吐き」とは、アマテラスが天ノ岩屋に籠られた時に使った「八咫鏡矢」と「勾玉」です。それ以来、代々の天皇がそれを受けついで来たことが分かります。そして「喫劔切蛇」です。これは、アマテラスとスサノヲが誓い＜ウケヒ＞した時、スサノヲが持つ大蛇を切った時手にした十拳劔を受け取り、アマテラスがその劔を嚙んだという意味です。天岩戸での出来事やスサノヲが高天原から追放される出来事があって以後、更に、多くの神々がこの高天原に生まれ大いに広がったのです。

　と、まあ、このように安万侶の文章を、どうにか読んでみたのですがどうでしょうかね？？？ご意見を賜りたいものですが・・・

　なお、これも余残ごとですが、昨日書いた「天経或問」という本は何と一揃で「３０万円」もすると教えて下った親切なお人もいるのですが、此れって本当でしょうかね？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
　　　　　　　　　　　　　　　随分と怪しげな情報ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・