私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

何か急な思いがけないことが・・・

2017-04-30 09:49:10 | 日記

 昨日のブログですが、何が原因であるのか分からないのですが、閲覧数が今までに経験のないほどの数字「314」と記されておりました。「こんなことってあるのか」と、嬉しいやら恐ろしいやらの複雑な気持ちにしてくれます。まあ、そんなことは4月の珍事だろうとは思いますが、そんな事になお誘発さ、いい気なもんで、その続きを秋でもないのに、書いてみます。よろしくおねがいしますよ。

 さて、アマテラスはスサノヲの悪行にあきれ返ってでしょうか、それとも女性特有の「もう知らん」と、自己嫌悪感に陥られたのでしょうか、特別なご自分の隠れ屋「天石戸」に入り込んで出て来られません。すると、高天原だけではありません、葦原中国<アシハラノナカツクニ>も

                             “悉闇。因此而常夜往”

 <コトゴトニ クラシ。コレニヨリテ トコヨユク>になります。
 一日中、何時も真っ暗な闇夜になったのです。さあ大変です。この「往<ユク>」を、宣長は「凡て、年月日時の経行を云、ここは昼の無て、ただ夜のみにて時を経行なり」と、説明しております。その結果はどうなりましょうや????その結果は、

                           “萬神之声者狭蠅那須皆満<ヨロズノカミノ オトナヒハ サバエナス ミナワキ>” 

 です。「萬神<ヨロズノカミ>」ですが、これは「悪神」を云うのだそうです。どうして「萬」が「悪」なのか??「萬の字が誤り伝えられたのかもしれませんが」と宣長は書いております。要するに、世の中すべて真っ暗闇ですから「悪神」がしたい放題の事をして、そこにいる人が困ってしまったのだそうです。その様子を

                         ”萬妖悉発<ヨロズノ ワザハヒ コトゴトク オコリi>”

 

 と書いております。でも、高天原は神の国ですが悪い神様もいたのですしょうかね????。そう考えると、不思議な国ですね、高天原は。


アマテラスは驚きて

2017-04-29 17:46:10 | 日記

    また、本題スサノヲの悪行に戻します。

 天班馬の皮を逆さに剥いで、それを天衣織女が織り物をしている所へ屋根を壊して投げいれます。それを見た織女は余りにひどいスサノヲの悪行に驚いて死んでしまいます。そのようなスサノヲを見た姉アマテラスは、弟を説諭するでもなく、突然に、

                         “天石屋<アマノイハヤ>”

 にお隠れになられます。
 アマテラスはお考えになられたのでしょうか。弟をきつく叱っても、いくら“清明”だと自負している弟でも、生来の荒々しい性質が、急に、改まり、おとなしく姉であるアマテラスの云う事を聞くとも思えず、なにかよい方法はないかと熟慮されます。もうこれ以上、「高天原」に騒動を持ちこまないで解決できる一番いい方法はないかとです。それが「天石屋」にお隠れる方法だったのです。

                        “刺許母理坐也<サシコモリ マシマス>”

 誰にも相談なしに、自主的にお入りになられたのです。
 さあ大変です。天照大御神が高天原から姿を御隠しになります。「ご存じ」この世の中が真っ暗けになったのです。よくご存じの事だとは思いますが、再度、古事記に書かれている事を、まだまだ時間がいっぱいありますので少しずつ書き綴って見ますので、おひまなら読んでね。

 


アマテラスは驚きて

2017-04-29 17:46:10 | 日記

    また、本題スサノヲの悪行に戻します。

 天班馬の皮を逆さに剥いで、それを天衣織女が織り物をしている所へ屋根を壊して投げいれます。それを見た織女は余りにひどいスサノヲの悪行に驚いて死んでしまいます。そのようなスサノヲを見た姉アマテラスは、弟を説諭するでもなく、突然に、

                         “天石屋<アマノイハヤ>”

 にお隠れになられます。
 アマテラスはお考えになられたのでしょうか。弟をきつく叱っても、いくら“清明”だと自負している弟でも、生来の荒々しい性質が、急に、改まり、おとなしく姉であるアマテラスの云う事を聞くとも思えず、なにかよい方法はないかと熟慮されます。もうこれ以上、「高天原」に騒動を持ちこまないで解決できる一番いい方法はないかとです。それが「天石屋」にお隠れる方法だったのです。

                        “刺許母理坐也<サシコモリ マシマス>”

 誰にも相談なしに、自主的にお入りになられたのです。
 さあ大変です。天照大御神が高天原から姿を御隠しになります。「ご存じ」この世の中が真っ暗けになったのです。よくご存じの事だとは思いますが、再度、古事記に書かれている事を、まだまだ時間がいっぱいありますので少しずつ書き綴って見ますので、おひまなら読んでね。

 


昨日の絵について

2017-04-28 09:37:19 | 日記

 誰が描いた絵であるか昨日は分からなかったんですが、「暁亭」という字を頼りに調べてみました。

 ネットによりますと、「暁亭」は「真野暁亭」だそうです.明治から昭和にかけて東京で活躍した日本画家だそうです。あの川鍋暁斎のお弟子さんだとか。だからこんなにきれいな緑青を使って書いたのだと言うことも分かりました。竹の描き方にもう少し之工夫があってもと思うのですが、そこら辺りが暁亭の暁亭らしさかもしれません。
 まあ、ともかくとして、こんな絵を私は持っています。余り出来栄えがいい写真ではありませんが見てください。

                               

 

                 

                              

                      


四月もお終いですね!!!!!

2017-04-27 09:07:36 | 日記

 散りゆく花びらに一喜一憂した春も、「白駒の 隙)を過ぐるが如くに・・・」なんて思っている間に、もう四月も終わりです。その春の余韻を、今しばらくと思い、床を飾ってみました。

 “福随春至”と云う言葉が中国にあるようですが、もう八十路を迎えた今日、春であろうと冬であろうと、福が舞い込む事はありませんが、せめて、そんな雰囲気だけでも味わおうと今年も並べてみました。

                  

 左の字は桂南の「壽與山齊」と書いてある書です。右の絵は作者の名は「暁亭」と書いてあるのだろうと思いますが、誰だかは分かりませんが、いい緑青を使用していますから、相当な名のある絵描きではないかと思いますが。福いっぱいの春を山と一緒に描きこんだ絵だと思います。

 このどちらの軸も、暖かで長閑な福いっぱいの春を生きている人々を描きこんだものではないかと、毎年、飾って楽しんでおります。