私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「コサゲ」が「キサゲ」????このあちいのに ようも こげえな くだらんことを・・・・・

2017-07-31 09:21:06 | 日記

 神産巣日之命は刺若国比売の願いを聞くと直に

                             “キサ貝比売、蛤貝比売る<ウモギヒメ>”

 の二人の神様を伯岐之国の死せるオホクニの本に派遣して、

                            “令作活<ツクリ イカサシタマフ>”

オホクニの命を蘇らせます。その方法はと云いますと。まず、キサ貝比売は自分の貝殻を

                           ”岐佐宜<キサゲ>”

 ”集而<コガシテ>”集めます。
 この<キサゲ>ですが、「我が町吉備津」の方言に「こさげる」と云う言葉がありますが。底の方にくっついている物を竹べらか何かで削り取ることを云いますが、この貝も自分の貝殻を<キサゲ>、そうです「こさげて」、その貝の粉を作ったのではと思っております。宣長は何も説明はありませんが

 ないやかやと、この暑い中、暇にまかせて、考えるとことも私の避暑方法の一つになるのですが????????


神様の母親です

2017-07-30 06:34:02 | 日記

 誰でもです。自分の息子が、それも故あっての殺され方です。半狂乱になって、その死体にすがりついて涙をためて「どうして」と嘆き悲しむのが当たり前の「おかあさん」です。でも、もう一度書きますが、オホクニの母

                           ”刺国若比売<サシクニワカヒメ>”

 は、さすがすることがちがいます。すぐに、その焼け死んだ息子を生き返らせる方法を考えます。人と神様のここら辺りが違うのです。まず、天にある

                           ”神産巣日命<カミムスビノミコト>

 に生き返らせてもらう事を思い付きます。この神様は古事記の一番初めに出てくる神様です。

                   “天地初発之時。於高天原成神名。天之御中主神、次御産巣日神、次神産巣日神。此三神・・・・”

 と書かれております。天地創造以前からいた神様です。「命」を生き返らせるくらいのことは朝飯前のことです。すぐに願いをかなえてくれるはずです。そこで、母は早速

                     “参上于天<アメニノボリテ>”

 ます。そして、頼みます。「息子をどうぞ生き返らせて下さい」と。

                          

 


オホクニの母

2017-07-29 07:37:59 | 日記

 「おかあさん・・・」何時頃から使われてきたのでしょうかね。明治以降だと言う学者もおられますが???まあ、兎に角、此の言葉は特別な独特な響きを持っております。「慈母」とも云われますが何とも不思議な響きを持つ言葉です。原始の社会から人間だけではなくすべての動物に共通した愛<イツク>しみ感情が言い表わされているように感じられます。
 今、私の部屋の窓から今年の春に誕生したからカラス3羽が未だに大声を上げて母親を呼んでいます。それに答えるような母親の声はそれまでの優しさ一点張りではありません。時には、その響きが強く何かを敏し聞かせる如くの大空に鳴り渡ります。しかし、すく後には、前の鳴き声よりも少しトーンを落として、何かをさとすが如くに優しい声に変わります。これこそ「おかあさん」の響きだろうと思って遠い昔の吾姿を重ねて聞き入っております。そのような時はすぐ移ろって再び窓の外は静寂に変わり。夏蝉がジニンジニンと喧しく騒ぎたてております。

 この「おかあさん」はオホクニにもいます。なまえは

                       “刺国若比売<サシクニワカヒメ>”

 ですこの神様、あまり話題に上りませんので覚えておられるお方は少ないと思いますので、彼女の名誉のため書いておきますので、是非、「記憶にありません」と云わないで、覚えてください。???????

 さて、オホクニは転がり落ちてきた真っ赤な焼け石を、がばっと掴み、焼け死んでしまいます。この情報を、母親は、どうして知り得たのか分かりませんが・・・まさかスマホがあったんじゃあないと思いますが・・・即座に知ります。母は、歎き悲しむより先に、まず。考えます。
             「どうしたら命を救えるか。」
とです。その答えは母親だからと思うのですがが、すぐ思い付くのです。そうだ今なら間に合うと思ったのでしょう、直ぐ、あの高天原にいらっしゃる

                     “神産巣日之命”

 を訪ねます。


“即於其石所焼著而死”

2017-07-28 06:00:29 | 日記

 オホクニは転がり下りくる石を赤猪と思って、真っ赤に焼けた石とは知らず、取り押さえます。

                    “即於其石所焼著而死”

 そして、<ソノイシニ ヤキツカエテ  ミウセタリ>。当然ですが「死」です。オホクニはこれで終わりです。すると、この後は????です。そこら辺りが誠に面白いのです。死んでしまったら日本の歴史も終わりになりますが??あのイザナミも死後は黄泉の国に行かれました。当然、オホクニもと思いきや、どうして、そのことをどのような方法で知ったかは分からないのですが・・・・母親は、即座に、出雲で聞いて知ります。すぐ知ります。当然ですが、知ったことはすぐ知ります。「知らなかったと」なんてことにはならないのです。

 

 又ちょっと横道へ????あの稲田さんも、多分、当然、早い段階から「知っていた」のではと思われる情報を、「私は知りません」と、一点張りで、云い張るものですから、これ以上隠しきれないのでしょうか、昨日、ついには辞任してしまいました。
 今、国会で、当り前に知り得ているようなことでも、「知りません」と云うのが大流行です。誰でもわかるような当たり前の事が当り前で無いように、権力と云う暴力でしきりに言い張られていますが、どうでしょうかね???「これが丁寧な説明です、心をこめた親切な説明です」と云われても、「本当ですか」と云う疑いの目を向けざるを得ないような感じがしますが。安倍政権の末路でしょうか???、どうでしょうか。・・・・・・・おっとっと・・・こんなことはどうでもいいのですが。それにしても、もう少しはと???思いきや、昨日のあの「二階」か「三階」かはしりませんが、あのような人を小馬鹿にしたような物の言い様はどうですかね。このような人物が日本の国の一方のトップ??にいるかと思うと、何と情けない国になってしまったかと思えるのですが。この人を小馬鹿にしたような言葉は、一回聞いただけでもうんざりするのですが、テレビでは、ご丁寧に、二回ではありません、何回も何回も流しておりましたね。

 これは火の石に焼き殺されてしまったオホクニこのような哀れな末路の姿かと思っていますが、でも、オホクニには「母」が付いておりました。誰かさんのようにな「妻」ではないのですが????

 

 


オホクニ殺害計画を

2017-07-27 06:28:56 | 日記

 「邪魔者だ。オホクニを殺してしまえ」
 と、80人の兄弟たちはその計略を練ります。「どうすればいいのだろうか???」珍案・妙案がでてきます。ここはオホクニの館のある出雲ではありません。伯岐国です。何をしても許され、しかも、誰も助ける人はいるはずもありません。
 さて、その策略とは???

                        “赤猪在此山<コノヤマニ アカイ アルナリ>”

 と、兄たちはオホクニに話しかけます。「赤猪が手間山にいる。」と言うのです。その猪を追い出すから、それを麓で打ち取れと言うのです。兄たちは、先に山に登り、猪に似た大石を真っ赤に焼いて、その石を転がし落とします。それをオホクニが焼けた大石だと知らないで、体で受け焼け死んでしまったのです。

 ここで又、「ちゃっと待った。」です。・・・・・・・そんな真っ赤な大石なんだって、神様だって簡単に作れる筈がありません。もしかしたら、大山の噴火によって発生した火砕流か溶岩流に、たまたま、そこを通りかかった「オホクニ」が捲きこまれて死亡したのではないかと。・・・・・・・と、いうことは手間山は大山では???

 こんなことが頭に浮かび来ます。それが古事記に書かれている話だ、言い伝えだとすればそれまでですが???どうでしょうか。「そんなに根掘り葉掘りせんでもええんじゃねえか」と言うお叱りは覚悟で書いております。