私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

昭和9年の昭和天皇のお写真です

2018-04-30 10:16:45 | 日記
 昭和天皇のご逝去よりもう30年が過ぎました。昨日書いたように“昭和は遠くなりにけるかも”です。そんな昭和の時代を物語る一枚の貴重な天皇のお写真を持っております。、
             

 このお写真は、昭和9年秋、北関東で陸軍特別大演習が展開され、数万の兵が動員され東西両軍の遭遇戦が、当時の多野郡八幡村の烏川右岸でおこなわれました。その時、愛馬乗っておられた若き日の昭和天皇の勇姿です。

 この写真は、現在、もしかしたら、日本に此の一枚しか残っては無いのではと、私はひそかに思っているのですが、群馬県関係のどこかの資料館等にはあるやもしれませんが????????、

 なお、この写真は、当時の高崎市新町の『金子写真館』さんが映したとものだそうです。今、この写真館さんはあるかないかはわかりませんが??????

昭和の日です

2018-04-29 11:06:04 | 日記
     “万緑に 昭和の昔 残りたり”

 今日は昭和の日とかや!!!昭和も遠くなりにけるかもの感が一入です。吉備のお山から漏れ来る緑いっぱいの風が「昭和」をちょっと覗いてみたい気分させてくれます。そこで、「岡山県民の昭和史」を少々・・・・・・

  まずは 昭和初期の岡山駅付近の風景を

             

 つぎはB29による岡山空襲後の内山下付近の焼け野原風景です。

             

  戦後昭和22年の昭和天皇の岡山巡幸から2枚(倉敷駅ホームと清輝小学校での天皇)

   
  
  

 このような写真を見ていると、その中から
 「お前の昭和はなんだったのかな」
 という問いかけも出てくるような緑一杯の昭和の日です。

湯津楓とは

2018-04-28 09:18:38 | 日記
 此処に見える『楓』を「カツラ」と読ませております。「カエデ」はありません。「桂」です。
 此の「湯津楓」については、この後から登場するあの「海彦山彦」のお話の中で、山彦が兄の釣り針を探しに「ワタツミノ神の宮殿の傍にある

        “湯津香木<ユツユツカツラ>”

 の木に登って待っていた、と言う話がありますが、ここでは「香木<カツラ>」です。この話を絵にした「青木繁」は、何処から引っ張り出したのかは分かりませんが、次のように描いております。

        

 どう見ても、「桂」でも「楓」でもありません。桂の葉は心臓型をしていて、高さは30mくらいの大木になる木のはずです。

 ともかくも、地上に降りた雉は天若日子の家の門の傍にあったこの木に、先ず、泊ります。

雉名鳴女が降り立った湯津楓です

2018-04-27 09:30:49 | 日記
 思金神は三度目の使者として、あろうことか、雉を遣わします。鳴女という名前が付いていたのですから、雉でも一種の巫子的な鳥だったのかもしれません。なにしろ「鳴女<ナナキメ>」と云う名がある附いているのですから。なお、この雉ですが、日本書紀には「無名雉<ナナシキギシ>」とあります。まあどちらにしろ雉であることには間違いがございません。その雉が

           “天降至<アメヨリ クダリ ツキテ>”

 とある場所が、何処になるのかは不明ですが、天若日子が住んでいる家の門の傍に生えていた

           “湯津楓<ユツ カツラ>”

 の枝にとまります。多分、その妻オホクニの娘“下照比売”のいる場所ですから、多分、「出雲」ではないかと思われますが???
 なお、この「湯津<ユツ>」ですが、宣長によると「ユツ」は「五百箇<イホツ>」で「枝が大きくて葉がよく茂っている」と云う意味だとあります。その理由として、「五百<イホ>」は「伊富<イホ>」で、つづめると「與<ヨ>」になり、それは「由<ユ>」に通じ、<ユツ>が「湯津」になって、「葉のしげっている」と言う意味になったのだと、誠、さやかに説明しております。・・・・・まあ、兎に角も、読んでみてくださいな????、

とっておきの景色を

2018-04-26 13:35:10 | 日記
 私の家のすぐ北側に『名越山』があります。此の山の南5~600mの向い側にあるのが、あの名高い「吉備の中山」です。その為、その山と対面しているこちら側にある山は、何時も、その名高いお山の影に隠れて目立たなく、ひっそりと隠れるように、しかし、一番に朝日の当たる山で、決して「ヒカゲ」にはならないのですが、ヒカゲノカズラのような存在でした。だから、此の山は、何時も、何時かは、きっとあの「吉備の中山」を
 「きっと越えたるでー」
 と頑張っていたのだそうです。そこで

                『名越山』

 と名がつけられたのだそうです。未だに名を超すことはできませんが、「吉備の中山」にはない美しさを誇れるものがあります。それは此の山を彩る一年の内で、たった一回の「藤の花」が一杯に開くこの時です。吉備の中山にない此のお山にだけしかない美しさが見られるのです。至る所に、「おや???こんなところに滝が。」と、人の眼を驚ろかすような美しさを展開してくれております。その美しさをどうぞ!!!!!
 先ずは、吉備の中山です。

   

 次に、名越山の藤です。