<カムヤマトイハレビコノミコト>です。
葺不合命と玉依毘売との間に、高千穂宮で、お生まれになった第4子です。ある時その長子「五瀬命<イツセノミコト>との間で話し合われます。
“坐何地者 平 聞看 天下之政”
これを<イヅレノトコロニマサバ アメノシタノマツリゴトヲ タイラケク キコシメサム>と、大変長ったらしく読むのだそうです。
要するに、この高千穂にいては「豊葦原水穂国」総てを完全に掌握して治めることが出来ない。何処にいたならば<タイラケク>治めることができるのだあろうか。一番いいのだろうかと“聞看<キコシメサム>”ご相談なされたのです。
その結果
“思東往行<ヒムカシノ カタニコソ イデマサム>”
と相談がまとまり、東に向けて旅立ったのです。これが「神武東遷」の始まりです。
神武天皇までの古事記をと思っていたのですが、平成も後1ヶ月になり、第126代天皇に代わられます。その初代天皇、神武天皇についても、もう少し書いてみてもいいのではないかと思い、いましばらく、古事記に書かれている神武天皇を追いかけてみますので、お読み下されば幸いです。
葺不合命と玉依毘売との間に、高千穂宮で、お生まれになった第4子です。ある時その長子「五瀬命<イツセノミコト>との間で話し合われます。
“坐何地者 平 聞看 天下之政”
これを<イヅレノトコロニマサバ アメノシタノマツリゴトヲ タイラケク キコシメサム>と、大変長ったらしく読むのだそうです。
要するに、この高千穂にいては「豊葦原水穂国」総てを完全に掌握して治めることが出来ない。何処にいたならば<タイラケク>治めることができるのだあろうか。一番いいのだろうかと“聞看<キコシメサム>”ご相談なされたのです。
その結果
“思東往行<ヒムカシノ カタニコソ イデマサム>”
と相談がまとまり、東に向けて旅立ったのです。これが「神武東遷」の始まりです。
神武天皇までの古事記をと思っていたのですが、平成も後1ヶ月になり、第126代天皇に代わられます。その初代天皇、神武天皇についても、もう少し書いてみてもいいのではないかと思い、いましばらく、古事記に書かれている神武天皇を追いかけてみますので、お読み下されば幸いです。