私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

2020年大晦日です・・・・

2020-12-31 12:21:07 | 日記
 コロナに始まってコロナで終わる令和2年でした。肺ガンの手術をしたり、マムシに咬まれたりしながらどうにか84歳の年が越せそうです・・・・とかなんとか、つぶやきながらも今年も静かに過ぎ去るとしています。まあ生きている間は
     「私の正月迎え」
 をと考えて、外出を控えて家の中での一年もになる長い時間の生活に少しでも変化や潤いにでもなればと考えて、やたらと今まで80年の長き間に集めた何やかんやの雑品を、こまごまと並びたてました。お笑い下さい.

 

 

 

 





昨日の2、3回ではない、「二階」の答弁を耳にして・・・・

2020-12-28 10:11:05 | 日記
 論語にある「小人之過也必文」について、今日も、また、深く考えてみなくてはならないような気分になっています。というのは、今朝のテレビ報道によると、先の総理の銀座のステーキ屋とやらでやった7,8人での、夕食会か何か知らないが、その主催者たる二階という人が、またもや、屁理屈も何もならないような、誠にお粗末としか言いようのないような「己中」なコメントを臆面もなく言いふらしている姿を目にしました。こんな人物がよくも日本の政治の中枢の座に居座っていることができるのかと怒りがもりもりと心の奥深くから込み上げてくるのを抑えられません。二階か三回か知りませんが、この間から書いている論語の中の「小人之過也必文」そのもののような振る舞いではないでしょうか・・・・
 この「小人之過也必文」について、昨日書いた私の持っている清朝版の「論語」には、次のような説明がついています。

 「文・飾之也。小人憚於改過也、而不憚於自欺。必文以重其過」

 と。これを「論語朱熹集註」には
 「小人<ショウニ>はますます知のひらくることなく猿智<アサマシ>きなり。君子過失あれば改めていよいよ徳にすすむ。小人は改めずしてそのうへにかくさんとして無益の詞<コトバ>を文<カザ>るなり。」
 
 と、その意味を深く解説して書いてあります、
 どうでしょうかね???これを読んで、かの二階氏はどうお思いでしょうかね?????   こんなブログなんかはその人の目には、決して、止まらないとは思いですが、皆さんはどうお思いでしょうかね????その上、こ憎たらしいと、更に、思えるのはあの言い様です。人を小馬鹿にしているような顔と言葉ですが「ありゃあ どげえにかならんもんかのう。・・・」
「ああ、そんなもんですたい。」
 と、ネアンデルタール人も顔負けのようなな年寄りも向こうから顔を覗かせてボソット・・・

 思うに、今年も「コロナコロナ」とへんてこりんな年の上に重ねてこれです。「あゝいい年だった。」とは決して思えませんよね!!!!!!!!!!!!!!

「小人の過つや、必ず文る。」ですが、ちょっと置いといて・・・

2020-12-27 10:47:10 | 日記
 「論語」の最後の章の「小人の過つや、必ず文る。」ですが、今日も、また置いといて、私の持つ大変珍奇なる自慢本をご紹介します。多分、岡山では私しか持ってないような珍しい書物だと思いますが????

 それは、今から二百三十年位前の清朝時代の、印刷技術も未熟で紙質も悪く、随分と粗雑な感のする書物「論語」です。当時、中国では最高級の書物「論語」だったのです。

 

 

 

 なお、この時と同時代に出版された日本の「論語」です。和紙の素晴らしさが伺われます。どうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  

  

この二つの差は「活版印刷」と「木版印刷」の違いです。印刷業界のイノベーションの格差の違いが物語られています。念のために・・・・

 





  

今朝の新聞から・・・

2020-12-26 09:19:07 | 日記
 今朝の新聞には昨日の安倍前首相の例の「桜を見る会」の費用補填についての記事が一面を飾ってあります。「真相が明らかにならなかった。」と・・・
 彼ら政治家の為すことの詳細は、我々には知りえない、何かもやもやしたものが至る所に転がっているのではと云う疑念が何時も漂っているように感じるのは私だけでしょうか???「吉川」だとかの疑惑もそうです。
 そんな今朝の新聞記事を読んでいたら、ふと、それは何時かという記憶はないのですが、この新聞に出ていたあの鷲田清一の「折々のことば」が思い出されます。

     ”子曰、過而不改、是謂過矣”
 「子曰わく、過ちて改めざる、是を過ちと謂う」。
 更に続けて
 「小人の過つや、必ず文<カザ>る」

 とも書いてあります。さらに、鷲田氏はこの「文(かざ)る」とは、「言い繕い粉飾して躱(かわ)そうとすること」との説明があります。将に、昨日の安倍氏その者を言っているようにとも思われましたが。あなたはどう思われますか・・・・・
 この「小人の過つや、必ず文<カザ>る」というのも、また、面白い意味深な言葉ですから、そこらへんのことについては明日にでも、またね・・・・・・



「愷悌歸於華夏」・・何のことでしょうか???

2020-12-25 11:00:18 | 日記
 小難しい漢字が次から次へと続きます。「もうその辺で・・」とあきらめてしまうのが普通なのですが、何もすることのない時間が無限にある私は、そんな誘惑に乗らないで、今しばらく読んでいきます。よかったらお読みいただけると幸いですが???
 さて、次なる漢字の配列は

 “乃放牛息馬、愷悌歸於華夏、巻旌戢戈、儛詠停都邑”

 です。
 「牛を解き放ちて馬を休ませ、「愷悌<ガイテイ>」は(勝を祝う歌)、花が匂うがごとく栄えている奈良(藤原宮)の都に帰ってきて、赤い旗を納め刀を解きほどき、歌を歌い踊りを舞い、戦いは無事に終わった。」
 「愷悌<ガイテイ>」とは(戦勝を祝う歌)という意味です。

 あああ、何とも仕難し私の浅学非才は???・・これだけ調べるのに費やした時間はなんと二時間も・・・