「遊仙窟」は中国,初唐( 660頃~740頃) の小説です。
旅に出た張生が,黄河の源流を訪れる途中、神仙の家に泊まり、寡婦の十娘、その兄嫁の五嫂たちと、一夜の歓を尽くすというストーリーです。
この書物の事が、あのスサノヲが越の美女「沼河比売」の家を尋ねた時に歌った
“曾陀多岐<ソダタキ>”
の解説に、その解釈例として挙げたのがこの「遊仙窟」の一文章”拍搦奶房間<チブサノタタキナデ>です。
では、この“拍搦奶房間”をその遊仙窟ではどう説明しているか、もう少し書いておきます。あまり詳しく書きますと、この文そのものが発禁になる恐れがありますので????
そこら前後の文章(「遊仙窟 巻五」)を原文から、
“・・・・然後<シカシタノチニ>自与十娘<オノレトジュウショウト>施綾帔<アヤノフスマヲハギ> 解羅裙<ウスモノヲトキ>脱紅衫<クレナイノウスモノヲヌギ>去緑袜<ミドリノミタレヲトリサリ>・・・”
と書いてあります。「施」「解」「脱」「去」です、何をどうしたかお分かりだと思います。が、段々と此の二人の行動が物あやしくなって行きます。
明日をお楽しみに。
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