天鳥船神に連れられて還ってきた事代主神は、その父オホクニから、直接、その使者である建御雷神からでなくアマテラスの言葉を云い聞かされます。
そこらあたりから、この事代主神の性格が読みとれるように思うのですが???年老いて引退したとはいえやはりオホクニです。出雲の国では、依然として、大変な権威を保持していたのではと思われます。
「汝!!!!アマテラスのご命令に従うべきだ。」
その時、事代主神は如何に考えていたのか分かりませんが、きっと、そうすべきが当たりまえだとは思わないで、 「もう少し自分でこの出雲を・・・」。
と、心のうちに思いを秘めていたのかもしれません。その心を父「オホクニ」に鋭く読まれと自省されたのでしょう・・・コトシロは
“語其父大神言恐此”
と古事記には書いてあります。、その父オホクニの言った言葉に大変恐れ驚いてしまうのです。
「恐れる」とは、辞書によると「相手に予期以上の能力が有るので、すっかり驚き、お手上げの状態を云う。」とあります。たった
“恐此”
の2字で、其の時のコトシロの心の奥までを見通せる心理を言い表しているのです。
更に、この2字から「天皇の歴史」というか「日本の歴史」が始まるのです。日本誕生を生む言葉になったのです。
どうです。私は古事記が大好きです。
そこらあたりから、この事代主神の性格が読みとれるように思うのですが???年老いて引退したとはいえやはりオホクニです。出雲の国では、依然として、大変な権威を保持していたのではと思われます。
「汝!!!!アマテラスのご命令に従うべきだ。」
その時、事代主神は如何に考えていたのか分かりませんが、きっと、そうすべきが当たりまえだとは思わないで、 「もう少し自分でこの出雲を・・・」。
と、心のうちに思いを秘めていたのかもしれません。その心を父「オホクニ」に鋭く読まれと自省されたのでしょう・・・コトシロは
“語其父大神言恐此”
と古事記には書いてあります。、その父オホクニの言った言葉に大変恐れ驚いてしまうのです。
「恐れる」とは、辞書によると「相手に予期以上の能力が有るので、すっかり驚き、お手上げの状態を云う。」とあります。たった
“恐此”
の2字で、其の時のコトシロの心の奥までを見通せる心理を言い表しているのです。
更に、この2字から「天皇の歴史」というか「日本の歴史」が始まるのです。日本誕生を生む言葉になったのです。
どうです。私は古事記が大好きです。
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