6.初恋 2005年06月09日 | 自分の恋 私は毎日、ゲームセンターに通っていた。ゲームセンターのお姉さんに会うためだ。黒髪のショートカットがよく似合っていて、外人みたいに目も大きかった。 「こんにちわ。今日も来てたね。」私と会うとお姉さんはいつも話しかけてくれるのだ。 「うん。」お姉さんと通りすがる時、石鹸の甘い香りが漂っていた。私は石鹸の香りとお姉さんが大好きだった。私の初恋の人でもある。 ユーホーキャッチャーでヌイグルミが取れ . . . 本文を読む