恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

11.夢の跡

2005年11月22日 | 幻の恋
 君はいったい誰なんだ。いつも隣にいる君の顔が見えない。  毎日見る夢をただひたすら嘆いていた。子供の頃に出会った人なのか。近所の人なのか。理想の人なのか。毎日決まって同じ夢を見る。  その夢は、遊園地で楽しそうに二人で遊んでいる。  彼女の顔は見えない。いつも覗こうとするとそこで目が覚めてしまうのだ。  だから、彼女の顔を見ないように心がける。彼女との一時の時間を楽しみたいからだ。  コーヒーカ . . . 本文を読む
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