17.恋の温もり 2006年01月20日 | せつない恋 心で何度叫んでも君に届かない。毎朝電車ですれ違う。君は降りて私は乗る。その瞬間に恋をしてしまった。 毎日同じ時間、同じ車両の所で顔を合わせる。 彼女と肩と肩があたりそうになるが彼女とは決して触れ合う事はない。目と目が合って時間が止まる事があっても彼女は私の方をふりむく事はないだろう。 大きな目が私の肩に突き刺さっても彼女は知らぬ顔で電車を降りていく。 通りすがる時、シャンプーのいい香りが . . . 本文を読む