恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

8.サンタクローズ

2011年12月15日 | 冬の物語
 北の方にある小さな町にサンタクロースが働いている所がありました。もうすぐクリスマスとあって、忙しそうです。  「これで、全部か。プレゼントたりるのか。」メガネをかけた細身のサンタAが言いました。三人グループのリーダー的存在です。  「たりると思うわ。」トナカイのソリに荷物をひもでまとめているのが、女性のサンタBです。穏やかな口調で話します。  「ウホッーホッーホッ。」大きな体で、おっちょこちょい . . . 本文を読む
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