ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

五月晴れ

2018-05-25 07:37:55 | 菜園
 五月晴れ 天を仰いで 花満開

去年捨て売りで買って植えた球根から次々と芽が出て花が咲く。おおざっぱでがさつな私は適当にあちこち植えて、どこに何を植えたかも記憶にないのに花を咲かせ驚く。なんという生命力。義妹から株分けしてうえた菖蒲も花開いた。リラの芳香が風に色をつける。日陰に植えたヒヤシンスも咲いた。水仙も咲いた。


去年の春、夫が突然切れてはなった一言「お前は進歩主義者のようで実は頑固な保守主義者だ」いう意味がやっとわかった。先日義妹のところに遊びに行って義妹に「私がいかに時代遅れかっていうことわかったのよ」というと、そばにいた姪と甥が思わず笑った。二人ともそう思ってたんだ。時代は進化してる。編み物でさえ進化してる。私のおつむの編み物イメージは半世紀前でストップしてた。輪針という編み針は編み物の世界を格段に拡げ進化させてると知った。フィギュアスケートも羽生結弦の登場で歴史的進化をしたと言われる。私の知らないたくさんたくさんの世界はどこでも進化してる。

4点の作品のうち2点を羽生へのオマージュに捧げ、夫から秋に羽生選手がケベックに来ても運転しないからなと言われた。いいもん、へそくりためて一人で観に行くわ。で、羽生選手からほんといろんなこと示唆受けたのよ。例えば、クリケットクラブでのオーサンコーチが最初に羽生に課したのは基礎練習。そうなのよ、わたしも今やってることで基礎ができてないのよ。基本である基礎の練習をしよう。でも一番彼から刺激受けたのは、ぶざまな姿をさらしながら自分の理想とするイメージに向かって何度も何度も挑戦すること。老いと共にイメージすら抱けなくなり、というより人生でイメージいだいたことってあったろうか。ゆきあたりばったり、風に吹かれてふーらふらの人生。夫いわく、糸の切れた風船頭(なんというぴったしなイメージ)、何でもすぐ忘れるピーマン頭(いつも中身はからっぽ)。これから糸をつなぎピーマンの肉詰めするよう基礎づくりをし少しでも進化したい。でも問題は忘れっぽいのよ。昨日もダイアナに言われちゃった。「口癖は忘れただよね」と。


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