ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

あの頃は知らずに旅した実朝忌

2022-02-26 11:10:49 | 日本の芸能

決まる時はあっという間に決まるもので来週からレジダンスでアトリエを開くことになりました。先週 詳しい企画書を提出し2日後に館長からOKが出て従業員がマダムカルチャーと呼んでる文化レクレーション専任のジョアンヌさんと打ち合わせしました。4日間連チャンのお休みをいただき準備ができ 夫相手にリハサールをしました。そこは省いた方が良いとか 10分ぐらい休憩した方が良いんじゃないかとか とても助かります。

何故アートセラピーを学び実践したいと思ったかというと思い出すままに:

今は遠くに引っ越した友達がアトリエを開いており遊びに行って生徒さん達と美術館に行ったりコンサートに行く仲間に入れてもらいました。そこで 数人の生徒さんからアートはセラピーで辛い時を救ってくれたと伺ってました。教授の夫が教え子と恋に落ち離婚した熟年女性 仕事でデプレッションし休職中だったキャリアウーマン、、、生徒の作品展示会にも足を運んだものです。

モントリオール美術館にアートセラピーセクションがあり またニューヨークのMOMA美術館に認知症患者さん向けの鑑賞プログラムがあります。

脳科学研究者によるアート鑑賞がもたらす脳の活性化についての本を読み また一方で仕事しながら認知症が進む経過を目のあたりにし( 配偶者の突然死に一気に呆けた妻 コロナで隔離中に急速に言語能力が低下した男性、、、)これまでのチンケな経験ながら一応大学でアートを学んでおり もしかして少しでもアートの楽しみを伝え表現の場を与えることができればと思うようになりました。

アートといえば私にパンダの絵を描いてとせがむ自称アート音痴の夫に第一回目のレッスンしたのですが リラックスするし面白いと言ってくれたので よし 案ずるよりはGOです。

老いれば失敗が怖くて あるいは年寄りの冷や水になりかねないですが 実朝のように首ちょん切られるわけじゃなし せいぜい ざまーみやがれ年寄り婆さんがぐらいなもんでしょ。

私自身 最近ハマってる複製絵画やポスターばかり買ってないでこれを機に絵筆を取ろうと思うようになりました。

婆さんになったら二足の草鞋 一方にいつポックリ逝っても良いように終活準備 もう一方はしたい事をする。

今日も楽しからずやと1日を終える。


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