ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

詫びずまいニャーしか言わぬ炬燵猫

2021-01-18 20:50:17 | 暮す
3日連チャン仕事で今日はお休み。新人さんはマリーズさんと言って50歳、コロナ以前はフリップリーと呼ばれる古着屋さんの雇われ店長で2人の若い子を使ってました。解雇になりアパートからバスで20分の高齢者向けレジダンスのカフェテリアに仕事を見つけましたが、隣接する今のレジダンスの求人情報を見るなり即応募採用です。私のような外人の婆さんを雇うぐらいの職場ですから誰でもいらっしゃいで、その中から心身共にタフか私のように脳神経麻痺の鈍い人が残るみたい。古着店を任され、それなりのお給料をいただき、若い子にあれこれ指示もしていただろうに今は逆、最低賃金プラスお局さんにしごかれカッカしてます。でも彼女残ると思ってます。少なくともコロナ収束までは。仕事を覚えスタッフや他の部署の人たちと気心しれてくるようになれば後はルーチンワーク、むしろ生活にメリハリついて辛いと思うこともなくなります。

マリーズさんはエンジェルと名付けた猫を飼ってます。客商売が好き、お喋り好きなマリーズさんにとって人と会えないことは頭がおかしくなりそうだったとのこと。猫がいるじゃないというと、猫は私が何言ってもニャーしか言わないのよ、私は人間との会話が必要なの。マリーズさん、カラオケ大好き、歌は上手いし楽しい女性でレジダンスの方々から人気上昇、お喋りがすぎて仕事が遅れがち、それで昨日もお局様から説教。しっかり口答えするところはケベック人。彼女のおかげでこれから週3日勤務となりありがたいです。

昨夜、仕事から帰ると実家から電話があり、母に何かあったんじゃないかと心臓ばくばく、それが甥の一人が4月からトロント駐在になるとのこと、2、3年と思いきや7年間です。驚いたのは、7人いる甥姪の中で一番相性が悪いというか嫌われ軽蔑され縁無しと思ってた甥が連絡を取りたいとのこと。軽薄短小、おちゃらけ人間、行き当たりばったりヘラヘラ生きてる叔母さんにとって堅物で品行方正の権化のような甥は怖い存在、おバカなこというたびピシャッとやられるというイメージしかありません。アメリカにも短期駐在で何度か赴任してましたが連絡もらったこと一度もありません。遊びに来れば喜んでケベックを案内するし好きなだけ職場仲間と一緒にでも我が家に滞在してくださいと言いました。夫が、我が家に来たら貧乏に見えるんだろうなといいました。いいじゃない、どう見られたって。内心嬉しい。

これから一日、ラジオ体操してから俳句の授業3時間目を学んだり、編み物したり、音楽聴いたりとこれもルーチンワークならぬワンパターンな休日。

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