ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

食材遊び

2020-04-22 11:13:59 | 食べる
緊急事態宣言下、お料理番組で包丁を使わない簡単節約レシピが紹介されました。日本の料理人の方達がどなたもユーモアがあり創造性に富み、いつも思いがけないアイデアに目から鱗、おまけに笑わせていただいてます。冷凍フライドポテトをじゃがいもと同等に煮物に使うなんてそんな発想思いつきませんでした。じゃがいもの皮を剥いたり切ったりする必要なし、即使えます、納得。そしてどの方もお料理は手間暇かかり難しいと思っちゃいけない、簡単で楽しめる世界だから大いに食材と遊んでくださいと言うんですね。今日教わったいくつかのメニューから応用して早速明日にでも一つ試してみます。

ランチは冷凍しておいた残り物のご飯でおかゆ、焼き鳥、何故か卵焼きが食べたくて大根おろしを添えて、キューリとエビの酢の物。おやつは鮮度が落ちたリンゴを荒くすりおろして入れたドーナツ。これがふんわりして軽くリンゴから出る甘みでお砂糖なしでも美味しいです。



毎年、今頃になるとメキシコから農場で働く出稼ぎ労働者の受け入れが始まるのですがコロナで困り果ててます。政府は失業者にケベックの農業を助けて欲しい、最低賃金なのは承知しているのでお給料プラス週1万円の支援金を出すと言いました。しかし、大学生にさえ月20万円近く4ヶ月も支援するので働く気があると思えない。知り合いで、ご主人が地方紙営業マン、奥様はお惣菜やさんで働いてたのが二人とも首。無収入中二人合わせて月40万近く、4ヶ月間支払われます。このご夫婦も農場で働くと思えない。もしかしてコロナヴァカンス気分かも。もう6週間になるロックダウン、それでもどこかのんびりしてるのはこの補償のせい。どっからお金が出てくるのよと思う反面、国というのはいざという時のためにこうして国民の暮らしを守るのが一番の仕事だと思ったりします。お国のために命を捧げるのではなくて。家の近くが州政府直轄の酒屋さんなのですが人が並んでました。大手スーパーの経営者が食料に困った人にと3億の寄付しました。ベーコンやハムを作ってる経営者も1億寄付しました。私ができることって健康管理し病院にかからないようにする事ぐらい。国の医療費負担にならないように。夫は血糖値、血圧も平常で、毎日3度の散歩を心がけてます。食事と運動療法で1年かかりました。元に戻らないよう心しないと。



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