ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

日曜日

2020-04-20 09:03:16 | 食べる
日曜日はスーパーが休業日でさらに静まり返ってる。1週間に一回は菜園仕事おやすみ、断捨離お休み、朝からお化粧してワンピース着て編み物したり音楽聴いたりして遊んでる。ランチは夫の希望でこちらの定番家庭料理ホットチキンを作る。パンの上に鶏肉を乗せグレービーソースに似た専用のソースをかけグリーンピースを散らすだけ。昼間からワインを飲む。私がいらないと言っても週一回ぐらいはとプレゼントしてくれる。夫は盃いっぱいぐらいで酔っ払ってる。バックミュージックを流すとレストランにいるみたい。テーブルも椅子もチープな中古品でまとめてるけど雰囲気は出ます。おやつはそば団子作りました。簡単で安くて健康によし、きな粉はもちろん自家製。



モントリオールの友達からお電話があり、今回のコロナでキャリア女性達が家にいるようになり子供達と生活しながら人生で何が大切かに気づかされたとのこと。ポストコロナで価値観が大きく変わると思ってます。いつも前向きでアッパーな友達が弱音を吐いたのを耳にしたのは初めて。救急車で運ばれ、体調も思わしくなく遺言まで書いたそうです。お医者様に生きようという気持ちが大切と言われ頑張ろうと思うと話してます。オンラインでピアノ指導するよう音楽スタジオから頼まれ、そんなにしてまで学びたい生徒さんがいるのねと感心すると、親御さんがレッスンの間自由時間になるからじゃない。そっかー。

テレビで、自分たちで食べるのは地元の農家と連携して自分たちでまかなおうという自給自足運動村を紹介しました。村のみでなく州レヴェルでもその方向に向かうと思います。また、この寒い寒いカナダで冬に暖房することなく野菜を育てることに成功したオンタリオ州の若者のルポルタージュがあります。明日は育苗の鉢替えをします。葉っぱが3枚から4枚出たら鉢替えする時と学びました。

体力減退

2020-04-19 10:18:50 | 暮す
体力が落ちてる。生活が不規則、元に戻せない。夜、11時、12時に就寝するなんて一年でクリスマスぐらいなもん。長きにわたって朝5時起き10時就寝か、朝4時起き9時就寝が日課、それが4時に起きたり6時や7時に起きたりと狂ってる。それで体調が悪いかと言うと体力は落ちても調子良い。ここは身体の意に任せて、起きたければ起き寝たければ寝ると動物みたいに過ごしてみようかな。狂ったサイクルを狂いっぱなしにしてみようかな。ランチも狂ってチキンソテーのつもりが何故か冷やし中華に変更。ハムの代わりに蒸し鶏、おやつはバナナワッフルをつくるつもりが超簡単蕎麦粉クレープ、10分で出来上がり。1日があっという間に過ぎる。あっという間。ついこの前のことと思ってた諸々のこと、すでに2年も3年も経っている。



土、日と政府の記者会見なし。

コロナヴァカンス、体重1KG増えたまま減量できない。
悩みは皆同じ。そこである方がとった行動は:

家の中でマスクしてるのはコロナ対策じゃないよ、食べ物が口に入るのを防ぐんだ。

効果あるやなしや。

アホエンオイル

2020-04-18 07:53:17 | 食べる
だいぶ前に本を断捨離して処分してたと思ってた山崎寿人さんの「年収100万円の豊かな節約生活術』ありました。この本は年金暮らしの人向きですね。貧乏貴族に暮らせる贅沢人と批判もありますが、時間はあれど年金減額になるだろうリタイア暮らしにとってはアイデア満載で参考になります。早速、おすすめのアホエンオイル作ってみました。3日後に使用できます。乗りやすいタイプなんで乗ってるだけかもしれないけど、アホエンオイルは脳の活性化にも良いとか。昨夜怖い夢を見た私は(認知症まっしぐら)、山崎さんの本をめくりながらピカリと目に入ったのでノッテ見ます。これ作りながら、よく母がニンニク味噌を作りおかずにしていたのを思い出しました。ニンニク味噌も作ろうと思います。

ランチは、冷凍してあった我が菜園で採れたミニトマトやグリーンピース使ってナポリタンにしました。ケチャップの代わりに野菜トマトジュース使用。今年は菜園で取れた野菜をたくさん冷凍保存しようと思います。ミニトマトはカチカチに石みたいに凍ってましたがなかなか美味しいです。温めると皮がスルッと向けます。山崎さんは3食で五百円予算、私は二人なので1000円として食費1ヶ月3万円か。これをゲーム感覚として楽しむのが山崎流。見習いたい。




ケベック首相、毎日増える老人の死に眠れないそうです。そして去年、看護師組合が人手不足解消の為に4パーセント賃上げ要求したときそれを断ったことを後悔してるとのこと。看護師の賃上げを受け入れると連鎖反応が起きるからです。

様々な方がボランテイアで微力といえども手を差し伸べているのに私たちに何ができるんだろうと話し合います。私は気管が弱く、夫は1年間お医者様の指導でかなり減量し血糖値が下がったとは言え糖尿病持ち。一番はコロナウイルスにかからないことと病気しないよう健康に気をつけることしかできません。

今日一日

2020-04-17 19:32:50 | 暮す
老人介護施設や高齢者むけレジダンスで2000人の人手不足、コロナ対策のため待機しているお医者様に出向を呼びかけ治療にあたるよう懇願した首相に3000人ほどが応答、中には研修医も。政治評論家が激しくお医者様(甘ったれた特権階級)や、何年も前から野放しにしていた介護施設での人手不足への無策を批判したが、首相は「犯人探しをしている場合では無い、今は病人の救済を第一に考え、それからの話」と言いました。リタイアされた元看護師さんが「法外に思える時給を払うよりは私達を雇って欲しい、お金のためでなくノウハウを知っているから」とテレビで訴えましたが、なんの応答もないとのことです。年齢のせいかなと思うのですが一理あると思います。カナダは軍隊所属の医療班を送ると約束しました。赤十字社もしかり。

100パーセント国民の支持を得る首相なんているはずがない、けれど私がこの首相を評価するのは国民とのコミュニュケーションを図ることです。また、毎日午後1時に記者会見を開き質問に誠実に答えることです。昨日のお医者様へのアピールは切実でした。でも、優秀な心臓外科医とか癌専門医とかを派遣して良いのだろうかと疑問に思います。それこそリタイアされ国難に貢献したいと意欲のある元看護婦や看護師さんを採用しても良いのではと。

公園ですら4、5人集会といえども禁じられてるのに家で集まってパーテイーを開いた若者一人づつに5万円近くの罰金が科せられました。少しづつお店が開き始めましたが、それでも入るに一人づつ、夫が家の修理に必要な資材を買いに行ったら、あの馬鹿でかいセンターで最高人数30人までの入場制限で、いちいち何を買いに来たか聞かれたそうです。

友達からお電話があり、コロナウイルス後の社会はこれまでとは全く違ったものになるだろうと話しました。最悪の場合は大恐慌時代に似た社会になるとも。外出制限、すでに5週間になります。皆さんすることは断捨離、大掃除、お料理です。友達のお姉さんは20年ぶりにほったらかしにしておいた屋根裏部屋を掃除したそうです。

午前中は、菜園に出て一仕事、小鳥が囀り、あちこちのお花が芽吹き、春の風に吹かれ幸せを感じます。ランチは傷みやすいモヤシを使い切るべく味噌ラーメン。おやつはロールケーキ、これもよく作るので頭にレシピが入っており30分でできます。スポンジケーキよりうんと簡単。両刀使いで豆乳ときな粉同時に作る。

私は家族からも義家族からもノーテンキな人間に見られ、夫からはいつもおバカな質問や受け答えして呆れられてます。仕方ない、こうなんだもの。今日はどこかしみじみ心に染みてた「幇間の遺言ー集英社文庫』悠玄亭玉介さんの言葉を書き写しておきます。

 「今日一日が幸福だった人は幸福で、そうでなかった人は不幸だよ。人生なんて、今日の連続だ。今日の積み重ね。今日、幸福になれなくて、いつ幸福になれますか。腹を立てたら損だよ。あたしなんか、いつだって自分が一番いい男だと思ってる。自分に自分で惚れてるんだよな。幸せだよな。』




菜園はじめ

2020-04-16 19:00:50 | 菜園
まだ雪が残ってる菜園の掃除に取り掛かる。体慣らしで1時間半ぐらい。リンゴや梨が小さな芽を吹いた。耕作地(大袈裟な)を広げるため去年ベランダを3分の2カット。お花を植えるつもりだったが今年は野菜にします。育苗もぐんぐん育ち、早くお外でのびのび根を伸ばしたいよー。



ランチをレストランで教えていただいたパッドタイにしようと思いモヤシを買いに行きました。それが通常なら結構な量で100円なのに200円に値上がり、嘘でしょう、「モヤシくんあんたもお高くなっちゃって」と文句言っても届かない。ニュースで野菜果物が10パーセントから20%値上がると報道してあったが早々とモヤシ君が、、、



老人介護施設や高齢者向けレジダンスの感染者が増え2000人の人手不足です。昨日首相がお医者様(コロナ対策の為、緊急以外の患者さんをとらず待機しているお医者様が多い)に国家緊急事態ゆえ、助けを求めました。お医者様側の言い分は自分は老人のお世話をするのが仕事じゃない。首相はこう言いました。「アフリカなどに支援に行くのに、今自国の国民を助けに行かないとはなんてこった。」医師会は今日行くと答えました。時給いくらと思います。2万円ほどです。もちろん安全対策などの厳しい要求を出しました。

前自民党政権時、首相、副首相、厚生大臣は元お医者でした。それで公的医療機関への予算を大幅削減し、お医者様のお給料を20パーセントアップ、またレジダンス、クリニックの民営化を図りました。その結果、低賃金で働く介護職の万年人手不足がもうだいぶ以前から問題になってました。お医者様は特権階級となり、移民したお医者が働きたくても門戸を閉します。それがどんなに立派な経歴があってでもです。
以前シリアから戦争で逃れたお医者様が、4年も現場で働いてないので辛いと話してました。

もうだいぶ昔のことですが、ご主人が病理学の専門医だった女性とクラスが一緒でおうちに何回か遊びに行ったんですね。自宅、別荘、マンションがあり、どれもプール付きでした。別荘など自分の湖で、万が一に備え自家発電が供えてありました。夕方は広いベランダに座り夕日を眺めるんです。泊まってゆくように誘われたのですが、正直言って半日で飽きたんです。お仕事、お仕事で明け暮れるご主人に彼女は寂しかったんでしょうね。ご自分のギャラリーを開いてみたり、あちこちの海外プロジェクトに付き添い年中旅行してました。お金持ちにはお金持ちの悩みがあり正直なお手伝いさんを見つけるのは大変と話してました。今、どうしてるんだろう。

今日はお隣さんの指導の元、家の周りの仕事します。彼、我が家のほつれまで心配しあれこれお手伝いしてくれるんです。私達二人ともだらしないので、お隣さんがいろいろ気付くのね、それでほって置けないみたい。夫と二人、うるさいけど感謝しなくちゃねと話してます。もちろん2メートル離れてね。