退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

面白く話す人が成功する

2014-11-30 06:00:56 | 韓で遊ぶ

性急な上司であるほど堂々と対しなさい
何か目に付くと即座に正さないと気がすまないという上司がいる。どんなに些細なことでも自分が指示したことを遅れることなく処理することを望むのだが、こんな上司に出会うと本当に嫌になるしかない。
総務課は朝の時間が一番忙しい。皆気ぜわしく自分の仕事に熱中しているのに電話が鳴った。
「誰だ。」
社長の声だった。
「はい、キム何某です。」
「2階の玄関の鏡にひびが入っている。」
「あ、はい。」
「その答えは何だ。目障りだからすぐに取り替えないと。それは総務課の仕事じゃないか。」
「わかりました。」
「今すぐに取り替えなさい。」
社長は一方的に電話を切った。その時間に鏡ひとつにひびが入ったといって会社がどうなるものでもないのに、今やっていた仕事をやめていくほどのことでもないのに。しかし、社長はあまりにも一方的に言いまくったのでこれ以上言うことはない。
社長はいつもこんなやり方だ。
こんな時は何と言っても、こちら側から積極的に防護姿勢で行くのが上策だ。すなわち先手を取るということだ。
「誰だ。」
社長がいきなり電話をこのようにかけてきたら「こんにちわ、私は総務課のキム何某です。」と親切に答えながらも声は堂々と力がなければならない。
いくら社長だからと言っても、自分の声だけを聞いても気後れする人とそうでない人を前にしては態度が変わるしかない。
「2階の玄関の鏡にひびが入っている。」
「あ、はい。申し訳ありません。すぐに交換いたします。」
このように前もって後の言葉を断ち切ったならば社長もこれ以上は聞こうとはしないはずだ。
自信感のある堂々とした態度は対話の内容を180度変えることができる。大部分の人は一方的に一人で騒ぐ社長の前で体と心が萎縮しやすい。動揺してどうしていいかわからない間に相手はすでに攻撃の手綱をさっと引いている。
「いったい何をぐずぐずしているのだ。」
性急な上司のこのような怒号を聞く前に前もって「申し訳ありません。」と先手を取って謝りなさい。そうすれば上司も気性をワンテンポ遅らせて、少し忍耐心を発揮するものだ。
こういう時に先手を打つことは心理的に相手の優位に立つことができるから一言言ってもそれだけ説得力が生じるものだ。

※ 性急な上司であればあるほど堂々と自信感のある態度で対しなさい。
  あなたが萎縮するほど、彼は容赦なく攻撃の手綱を引いてくるのだ。
  こういう時は先に先手をとるのが最上の防護だ。
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