退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

面白く話す人が成功する

2014-11-02 06:51:00 | 韓で遊ぶ

抽象的な表現は自制しなさい
言葉のせいで生じる誤解の大部分は言葉の意味がちゃんと伝わらない場合に引き起こされる。
仮に美容院とか理髪所に行って髪を切る時、「適当にやってください。お任せします。」と言って、後で恥ずかしく切られた経験が誰でも1,2回はあるだろう。
「いや、何だ、この頭は。」
「何がですか。何かおかしなことでもしましたか。」
「これ、髪を切ったんですか。まるで、坊さんみたいじゃないですか。」
「適当に任せると言ったじゃないですか。」
後で、地団駄を踏んで泣いても、何の役にも立たない。すでにあなたの髪は床にうずたかく積まれていて、怒ったとしても頭に来るだけだ。
こんな場合はいくらでもある。
ある会社の部長が具合が悪くて急に入院することになった。先に見舞いに行った職員に同僚が聞いた。
「部長の具合はどうだった。」
「そんなに長くはないよ。」
この言葉を聞いた後の職員たちの反応は両極だった。
「なんだって、あんなに健康だった人が、、、」
「それはよかったね。」
一方は「そんなに長くない」と言う言葉を部長の死の予告だと言う意味にとって無く人もいるかと思えば、また、一方では退院までそんなに長くないと言う意味で聞いて安堵したのだ。
社会生活をしてみると、こんな曖昧で抽象的な言葉のデイで作り出されるハプニングが非常に多い。本意でなく言葉の意味が間違って伝わり、上司に睨まれる場合もあり、ばかげた恥ずかしさに見舞われる場合もある。
ある大企業で実際にあったことだ。
性格がせっかちだと言ううわさのある局長が外出をするので、末端の職員に業務指示を出した。
「あれ、私が帰ってくるまでに処理してくれ。」
あれとは、そんな曖昧な指示がどこにあると言うのだ。
局長はいつも後先のない指示で職員に苦労をかけるくせのある人だった。何しろ性格がせっかちなところを見ると、指示しなければならない仕事の内容が具体的に浮かばなくても一旦やらせてみると言うことだ。
そんな風に指示して出かけたならば、職員もはじめは問題の「あれ」が何をさすのかわからず、いろいろな推測をしてやってみたりした。しかし、何とか回答を見つけることもあったが、ある時は見当違いのせいで残念ながら局長に叱責されたりした。
局長の曖昧な業務指示にいつも困っていた末端職員が、この日懲らしめようと心を決めた。
「あれ、急ぐ仕事だからすぐにやらなければならない。」
「はい、あれですか。わかりました。局長。」
「私は1時間で戻ってくるから、間違いのないように。」
「心配しないでください。局長。」
普段にはいつもむっつりした表情で指示を受けていた末端職員がその日に限ってさわやかに答えたので局長は気がかりなこともなく気分よく会社をでた。やがて、1時間後局長が事務室に帰って来て末端職員を呼んだ。
「あれ、やったか。」
「はい、もちろんです。」
「持ってきなさい。」
すぐに末端職員が書類を持ってきた。しかし、局長は彼が持ってきたものを確認して火のように怒った。
「私がいつこれをもってこいと言った。君はいったい何をやっているんだ。」
末端職員は局長が望んだ仕事がそれではないことをはじめから知っていた。しかし、彼は平然と局長を見てこう反論した。
「局長、それがそれではないですか。」
その後から、局長も何かを指示するときには必ず「それ」「あれ」ではなく「会計帳簿」「在庫帳簿」などのような確実な表現を使ったと言う。

※ 曖昧で抽象的な言語の使用を自制しなさい。
特に社会生活をしているとこんな不明瞭な表現による
指示伝達内容が歪曲される不祥事が引き起こされることもある。
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き楽かん 家具職人の仕事

2014-11-02 06:46:04 | 木の工房

箱物つくりが好きです
気がつくとあちこちに箱が増えていきます

箱のほしい人、相談に乗ります
ホームページからご連絡を
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