退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

面白く話す人が成功する

2014-12-04 06:04:53 | 韓で遊ぶ

人格を傷つけない範囲で批判しなさい
褒めることに負けないぐらい重要なことが部下の間違いを叱ることだ。
間違いを犯したならば上司として叱るのが当然なことだと考えるが、その方法に対しては半分ぐらいはまじめに研究をしてみる必要がある。
いくら失敗したといっても上司から真正面から嫌な言葉を聞かなければならないことは人間的にもつらいことには間違いないから。
上司の立場としては単純にちくりと痛く注意を与え制したことが本意でなく部下の胸に釘をさす場合もあり、また、注意を聞いた当事者はそれによって職場生活全般にかかる葛藤に陥ることもある。
常習的に失敗を繰り返す職員だとしてもあまりにもひどく、たびたび叱ると改善の余地がなくなるだけでなく心だけゆがませる心配がある。
人は誰でも認められたいという欲求が強い。
どんなに失敗を度々する人も、明らかに何かひとつは上手なことがあるはずだ。だから、ひとつ良い点を褒めてやって、いくつかの間違いを直すことができるという点を覚えておきなさい。度重なる失敗とか間違いを直すための方法として褒めることほど効果的な処方はない。
批判をする前にその人の良い面をちょっとつまんで褒めてやること。
褒める時と同じで批判の場合にも多くの人の前では慎むことが鉄則だ。批判の目的は行動の改善にあるのであって、人の人格を侮辱するためのものではないという事を覚えておきなさい。
時に、一人の間違いで部署全体が被害をこうむる場合、問題になった部下を公に叱ったならばそれは批判ではなく恥をかかせることだ。
多くの人の前で侮辱的な非難を受けた人が何の意欲を持って仕事を一生懸命やるだろうか。上司としてそれは決して正しい方法を選んだとは言えない。どうせ大きく叱らなければならない人ならば、そのように人民裁判として公に恥をかかせるのではなく、静かに別のところに呼んで話をすることが当事者の自尊心はもちろんのこと、上司の人格も同時に守れる道になるのだ。
どんなに他の職員の不満を解消させるために公に注意をするとしても、他人の前で面と向かって非難される当事者としては大きな衝撃になる。場合によっては上司がわざと大声を出しているということをわかっていてもすっきりしない後味の悪さが残るものだ。
やむなく人の前で部下を叱る場合には後で別に席を設けて、気分をほぐしてやるようにしなさい。
「私が、今日、君に嫌なことをちょっと言ったが、互いに仕事をうまくやろうということだから、あまり悲しく考えるな。私はずっと君を信じている。」
上司に注意され、しゅんと意気消沈している部下のためにこのぐらい気分をほぐしてやるのが美徳ではないか。

部下の間違いを叱る方法
1. 静かに他に呼んで話をしなさい。
2. 優越感を傷つけないようにしなさい。
3. 時には公に批判もしなさい。
  相手の弁明がみんなの前で公正に審判を受けられることで
  相手の弁明をこれ以上誘発しない。
4. 干渉のしすぎを避けなさい。
5. 批判は慰めの言葉で締めくくりなさい。
コメント
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