退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

面白く話す人が成功する

2014-12-09 03:56:50 | 韓で遊ぶ

相手の名前を早く覚えろ
大部分の人々が特別な場合でもないと他の人の名前ぐらいは一度聞いても、当然なように忘れてしまう。しかし、他の人の名前のようなものはどうであっても関係ないというような態度は、対人関係の致命的な汚点として作用することがあることを覚えておきなさい。
旅行先に行くと、自分の名前を木や絶壁の岩にあえて刻んだ痕跡を見ることができる。ある寺に寄付した人の名前が金額の順番に沿って刻まれていることもある。その中には自分の名前が最後にあるのが嫌で、身の程にも合わない寄付金を出す人もいる。自分の名前に対する愛着がそれほどに強いからだ。
自分の名前に対する愛着はすべての人に共通する感情である。あなたは名前と言うものがひとつの記号に過ぎないと考える自らを省みなさい。
仮に、住所録のようなところに載せられた自分の名前を何よりも先に探さないか。虫眼鏡で見ないと見えないとても小さな活字でも自分の名前ならば決して見ない振りはできないはずだ。
状況を変えて考えてみよう。もし、あなたが多くの人の中にいた時、「君」とか「そこにいる人」とか、ひどい場合には「そこの帽子をかぶった人」などで呼ばれることと、「○○さん」と呼ばれることとは受け入れる気分がすごく違わないか。
君であろうが、そこにいる人であろうが、帽子をかぶった人などの表現は中身がなく、むやみに呼ぶようで、○○さんと呼ぶと人格を尊重してくれたような感じがするはずだ。
よって、名前を正確に覚えてやることは相手に対する礼儀であると同時に自己管理の近道だと言うことができる。
「お久しぶりです。お元気でしたか。」と親しく話したのに「ところで、どなたでしたか。」と答えられた時のように味気ないことはない。
俳優が芸名を使うとか、商品の名前をつけるのに莫大なお金を投資することは皆、名前と言うものが持っている重要な価値のせいだ。
鋼鉄王と呼ばれたカーネギーは幼い時から人を組織して統率する才能を現した。10歳の時彼はすでに、人は自分の名前に対して普通以上の関心を持っているということを知っていて、それを利用して他人の力を得た。
次はカーネギーの少年時代の逸話だ。
ある日、彼が育てていたウサギが子供を生んだ。すぐにウサギ小屋の中がいっぱいになった。当然、えさが足りなくなった。すると、カーネギーは少しも慌てなかった。いい考えが浮かんだからだ。
彼は近所の子供たちを呼び集めて、ウサギのえさになる草をたくさんとってきた人の名前をウサギの子供につけてやるといった。すると近所の子供たちが先を争ってウサギのえさを探しに行った。
カーネギーの計画は上手く当たった。その後も彼はこの少年の頃の経験を忘れなかった。名前に対する人間の愛着心を利用した彼の営業戦略がぴったりと合って、後日鋼鉄王の地位まで上ったのだ。
カーネギーだけでなく大部分の成功した人は、他の人の名前を覚えることが自分の人生にどれだけ多くの利益をもたらすかを知っていた。
人の名前を捕まえることは難しいことではない。その人の名前を覚えてそれで呼ぶことからはじめなさい。


アイク ハギンスの名前と顔の記憶法
1. はじめて会った人の名前を聞いたら
  その場で心の中で繰り返す。
2. そうやって記憶しておいた名前を機会があるときごとに繰り返して覚える。
3. その人に会った時しっかりした発音で名前を呼ぶ。
4. 名前を呼ぶとき当事者の顔をまっすぐに見る。
  その顔の特徴を覚えるために。
5. どこであってもその人に会ったら名前を呼ぶ。
6. 初対面の人が名前を教えてくれなかったら
  近づき名前を聞いてみる。
7. 寝る前にその日あった人の顔と名前と場所、話の内容、要点、服装などを細かく記録する。
8. 一週間の間会った新しい名前と顔を覚えて書いてみて、
  自分の記録と一致するかを確認してみる。
9.顔は思い出せるが名前を忘れてしまったとあきらめたら
  困る。万一そうならばその顔と名前が一致するまで
  上で提示した努力を繰り返す。
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