退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

面白く話す人が成功する

2014-12-15 06:59:22 | 韓で遊ぶ

相手の長点を浮き彫りにさせた後に批判しろ
自分の欠点が何かを知っている人も、人に忠告されると気分が愉快でないものだ。自分の欠点を知っていることは、本人としてもつらいことだ。むしろ知らなければ気持ちが穏やかだが、知っていながらも直すことができないことは、自分にとっても憂鬱なことだからだ。
特に忠告をされる立場としては、相手がもしや自分を傷つけるために、わざとそのようなことを言うのではないかという危惧心を持つこともある。同様に忠告をする人の立場でも、ひそかに自分の方が相手よりも優越した立場だという驕慢な気持ちを持つ場合がある。
相手に対する優越感を前提にする批判は、決してよい結果を持ってこない。明らかに相手にとって助けになる話でも、こちら側で心理的な優越感を持って言ってやる言葉は、人間関係に大きな傷を残すこともある。
「私もよくわからないけど、この問題はこうやってはどうかなぁ。」
「実は、私もやはり同じような状況では何をどうやっていいのか上手く判断できないが、、、」
こんな風な忠告は、相手に自分もこちら側と同等な立場にいるとか、あるいはそれ以上かも知れないという心理的な安定感を与える。
「だから、あなたも私のように失敗する時もあるということだ。」
もし、このような考えをしたならば、相手は自分の欠点をぐさりとさすような言葉を聞いても、あなたに好感を持つことができる。互いに似たようなところがあるという同士意識が、知らないうちに作用してあなたの忠告にも耳を傾けさせるのだ。
自ら忠告を求める人もいる。
「私に問題が本当に多いみたいだが、君はどう思う。性格的にもそうだし、職場での仕事をする上でも、何かちゃんとできないでいるという思いがするんだ。」
このような場合は、大体は直接的な忠告よりは、称賛とか慰めを通して自分の存在を確認しようとする欲望が強い。
相手がこのように近づいてきたら、まず、その人の長点を最大限に浮き彫りにした後に本論に入るのが賢明な方法だ。はっきりとわからない忠告を並べていくのは、むしろ予想もできない反撃を食らうかもしれない。
「ふん、知ってみると君、私に不満が多いようだ。私がそんなに問題の多い人間か。そう考えていたならば、この間、私をつまらない人間として見て来たのか。」
このようなとんでもない逆襲の標的にならないように、前もって相手の意中を探ってみることも重要だ。すなわちその人が本当に忠告を必要としているのか、慰めを必要としているのかを確実に知って口を開くことだ。

※ 相手の感情の流れを適切に利用して優越感を刺激しなさい。
  これは批評の危険から人間関係を守ることができる
  安全装置として通じる。
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