キラークイーン

三菱からスバルへの禁断の移籍
ランエボの魂を右手に、左手にスバルの情熱を。

@killerqueenmomo

ある日のユベントス ブッフォン編 その2 「再会」

2009-06-06 16:54:40 | 雑談



前回の試合後、デルピエロは変装してチームを抜け出し日本へ来た。5月31日、そう、今日はキリンカップの決勝、ベルギー戦なのである。その試合をデルピエロも観戦しに来ていた。



「そういえば今日の試合はシュンスケが出てるみたいだな。怪我していたみたいだけど大丈夫なのか?」



実況「さぁ中村俊輔がゲームを作ります!」



解説「やはり中村選手の重要性は……」


試合終了

日本 4-0 ベルギー




「やっぱシュンスケは中盤の軸だなぁ、ワールド杯のグループリーグで当たったらとりあえずシュンスケはマークしないとヤベェぜ。あとフリーキックをシュンスケに打たせないようにしていかないと俺たちもうかうかしてられねぇ。まぁこっちにはピルロがいるけどな」


ベルギーの大勝して喜ぶ日本代表。だがそこに喜ぶ中村俊輔の姿は無かった。マスコミに対するコメントも



「ウズベキスタン戦はこうはいきません。今日の中村憲とのコンビも強い相手じゃ通用するかどうか…」


それをホテルの部屋で見ていたデルピエロ。



「なぁサコン?シュンスケは何て言っているんだ?」




「このままじゃダメだって言ってますよ。次の試合は何か奇抜な戦法でやるみたいですぜぃ」



「奇抜な戦法ねぇ…。ところで何でサコンが試合出てねぇんだ?かつてお前は俺たちイタリアを撃破して日本をワールドチャンピオンにした男だろ?」



島左近「この試合の事ですかい?アレックスさん、本音を言うと俺はイタリア戦でどうにもならねぇと思っていたんですぜ?日本が優勝出来たのはたまたまさ」



デルピ「いや、あのインターナショナルカップは正にサコン、お前の為の大会だった。お前さえいなければイタリアが優勝していたハズだ。」

島左近「またまた、上手いですねぇ」





「よし、そうと決まればイタリア帰って作戦を練るか!サコン、お前…またユベントスに来てくれるか?」



「もちろん!ちょうどバルサと契約が終了した所ですし。そろそろイタリアが恋しくなってきましたからね。それじゃユーベと契約しますから、待っていて下さい」





俊輔の言葉から何かをひらめいたアレッサンドロ・デル・ピエロ。そしてユーベには伝説のあの男が入団する事となった。


つづく